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2017年3月12日 (日曜日)

音質向上 古河電池 ECHNO IS UltraBattery

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以前に大容量電解コンデンサーを並列接続したキャパシタチューニングをご紹介しましたが、今回はバッテリー交換によるキャパシタチューニングをしてみました。

普通の自動車用バッテリー(鉛電池)にキャパシタ機能を追加したウルトラバッテリー(UltraBattery)が古河電池 ECHNO IS UltraBatteryとして発売されています。
アイドリングストップ車用ですが、普通の自動車にも使えます。

鉛電池にキャパシタ機能を追加することで、両者の弱点を補完して素晴らしいバッテリーに仕上がっていて、この技術は古河電池の特許技術のようです。

具体的には鉛電池よりも充電回復が早くなり、瞬間的な大電流放電に強く、寿命も二倍になったとのこと。
価格的には割高ですが、実に良い買い物でした。大満足しています。

僕の注目点は瞬間的な大電流放電です。本当に瞬間的(ms単位ね)な大電流が欲しいのはセルモーターではなく、無線機やオーディオアンプです。
瞬間的な大電流は無線機のSSBの送信では送信電波の品質面で非常に重要なポイントですが、まぁ、50Wだと10A程度ですし、モービルの送信音質は自分でモニターしていませんから、変化はわかりません。

よく分かるのはオーディオです。6chのオーディオアンプをフルパワー鳴らすと、20A以上流れます。音楽は電源の品質に敏感で、また、いつも聴いていますから、変化が分かりやすい。

この古河電池 ECHNO IS UltraBatteryに取り替えると音質が二段階くらいグレードアップしますこれには本当にびっくり。

音のアタックとダイナミックレンジが変わります。音聴けば「あ、変わった」と誰でもわかるくらい変化しました。やはりバッテリーに搭載されているキャパシタ効果ではないでしょうか?

瞬間的な電流供給特性の向上で、アンプの実質的なピークパワーが伸びる→音楽のピークとボトム(無音時)の拡大→ダイナミックレンジの向上・・・・って仕組みかな?
音質向上の変化面はマンマ、キャパシタチューニングと同じですが、キャパシタ取り付け時の充電とか、常に通電して充電状態を保つ等、取り付け後の面倒も一切ありません。単純にバッテリーをエクノに交換するだけ・・・です。

古河電池 ECHNO IS UltraBatteryは見た目はパナソニックのブルーバッテリー「カオス」みたいに派手さはありません。白地に黒でECHNO UltraBatteryと書かれただけのシンプルデザインのバッテリーですが、中身は凄いです。

今回は古河電池 無印バッテリーから、古河電池 ECHNO IS UltraBatteryへの交換ですので、比較としても同一メーカーの異なる製品ということで良い比較ができていると思います。

いやはや、ほんとにびっくりする程音が変わりました。アンプを交換した時よりも顕著な変化です。そうだなぁ~、ヘッドユニットをグレードアップしたような感じでしょうかねぇ・・・。オーディオチューニング、いろいろとありますが、コスパではNo.1のチューニングですね。
やはり電気の源、電源は大切ですね。

古河電池 ECHNO IS UltraBatteryに交換した後の変化

1.音質向上
2.電圧up(走行中に14V台を保つことが多くなった)
3.セルは元気良くなったというか「キュ」くらいでエンジン始動するようになった
4.トルクが太くなった(恐らく点火系の電圧up効果)

なとなど、結構広範に好影響があります。因みに、無線機とオーディオ装置はバッテリ直結配線済です。バッテリー交換の恩恵は分かりやすいと思います。念のため。

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