ムラタ BNX016-1 エミフィル
先週エミフィルの実験中に、もう一個気になるエミフィルがあるのを見つけて、早速秋月で買ってきました。
ムラタのBNX016-01です。BNX022-01より低周波帯域でもノイズが少なくなるようです。
早速中華DCDCに接続してノイズの除去具合をテストしてみました。13.8Vの安定化電源から、中華DCDCで5Vにして62Ωの抵抗を負荷にして90mA程度と実験条件は同じです。
DCDCの発振周波数300kHzのノイズがかなり減ってます。やはりBNX016-01の方が低周波でのノイズ減衰量が大きいようです。
BNX016-01はディスクリートで上部にチップコンデンサが見えます。場所と形状からBNX016-01の回路図のC1でしょう。
ここに1600uF/16Vの低ESR電解コンデンサをパラレルに追加することで、より低い周波数でのノイズ除去ができるように改造してみました。同時にBNX016-01の入力側にも1600uF/16Vの低ESR電解コンデンサを入れました。
5メガ以上のノイズはDCDC入力コードにパッチンコアを入れて数回巻いたから綺麗になりました。
実験結果から、BNX016-01の入力側に1600uF追加、エミフィルのC1にパラに1600uFを入れて、乾電池並になることがわかりました。
ノイズが多めの安価な中華DCDCにご覧のようなフィルター回路を追加するだけで、乾電池に近い電圧可変電源になります。
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