2017年6月25日 (日曜日)
2017年6月24日 (土曜日)
ICOMバンドデコーダー
ICOM無線機にはアクセサリ端子にバンド情報が出ている端子があります。この端子にはバンド毎に決まった電圧がでていて、電圧でどのバンドかを判別するようになっています。
バンド毎の電圧は以下のようになっているようです。
1.9MHz…7,0-8.0V
3.5MHz…6.0-6.5V
7MHz…5.0-5.5V
10MHz…0.1-1.2V
14MHz…4.0-4.5V
18/21MHz…3.0-3.5V
24/28MHz…2.0-2.5V
50MHz…1.2-2.0V
ICOMのバンド情報はWARCバンドができる前に決めたらしく、18は21と24は28と同じで、区別はできません。
この全部で8種類の、それそれ1V程度しか離れていない電圧を検出するのは難しそうに感じますが、LEDメーター用のICを使って判別すると良いとのことで、LEDバーグラフで使われるLM3914を使ったバンドデコーダーに挑戦してみました。
2017年6月22日 (木曜日)
HiLetgo USBアイソレータの電源ノイズ
USBアイソレーターは電源ラインも含めてアイソレーションされています。詳しい仕組みはわかりませんが、接続せずに電力を供給するのですから、あまり電力を供給できないようです。
今回はUSBの電源ライン(5V)に62Ωの抵抗を接続して、80mA程度の負荷を与えた状態でテストしています。
今回テストに使ったのはORICOの金属ケースのセルフパワーの7ポートUSBハブ。この製品はセルフ電源が12Vなので5V品と比べて扱い易いです。
7ポートは半分がwebカメラやローテーターなどの機材が接続されている状態。
最初の図が機材が接続されたUSBハブ自体のノイズのスベクトラムです。USBハブ自体のノイズに加えて、接続された機材からノイズが流れ込んでいると推測されます。
なお、セルフパワーの外部電源には、先日記事にしたフィルターを入れてあり、このようなノイズを注入していないのは確認済みです。
結構ノイズが載っていますねぇ・・・。こんなにノイズ出してる犯人探しの前に、USBアイソレーターの電源ラインノイズを確認してみましょう。
2017年6月19日 (月曜日)
HiLetgo USBアイソレータ
既に多数出回っているUSBアイソレーター、実はデジタルモードやSDRで、PCからのノイズがUSB経由で流れ込んでいることがあります。
また、USBで電気的にPCと無線機がつながったことで、回り込みが発生したりと、便利だけど、以外とトラブルメーカーなUSB。
アイソレートすれば問題は解決するのはわかっていますが、USBアイソレーターは以外と高価です。
最近、中華製のベーシックな製品を見つけて、保険も予て2個購入してみました。
スペックは「12 Mbps対応、USB制御転送、バルク転送、割り込み送信、同期転送などをサポート」と無線機のCATには十分です。
※無線機のスコープ画面などの転送には帯域が不足すると思います・・・・
アイソレーターが届いたので、早速無線機のCAT用に使ってみましたが、フルスピードモードで問題なくCATコントロール(9600bps)できました。
2017年6月17日 (土曜日)
秋月12V5A出力ACアダプタの13.8V化
秋月のACアダプタは電圧と容量別に商品展開されていますが、無線機用の13.8Vに近い電圧の12Vだと65W(12V5A)が最大です。
今回は殻割りが簡単で改造しやすいATS065-P120の出力を13.8Vに改造しました。
改造方法は電圧設定抵抗を変更して12V→13.8Vにするだけです。写真のR36とR37が電圧設定抵抗です。
R37隣のLM431が電圧制御のキモとなるチップです。
LM431の電圧設定の計算式は1+(R36/R37)×2.5 です。写真では 1+(9.31kΩ/2.37kΩ)×2.5=12.3Vに設定されています。
R37を2kΩにすれば14.1Vです。ACアダプタの電圧は、実際に電流を流すと0.1~0.4V程度電圧が下がりますから無負荷時の電圧は13.8Vより少し高めの電圧設定が良いと思います。
2017年6月12日 (月曜日)
ハムフェア2017でのキット販売品
週末に音創り研究会の会合がありました。音創り研究会は、今年もハムフェアに出展します。
出展ブースは一般展示の予定で、今回は販売予定品の企画会議でした。
写真は試作品のサンプルで、左上のブルーのケースが真空管式のマイクアンプ兼ヘッドホンアンプ、左下の黒いケースが乾電池式のファンタム電源です。
両方ともキット販売を目指して試作中です。写真は僕の中華改造マイクとキット化企画中の乾電池式ファンタム電源と、やはりキット化企画中の真空管式マイクアンプ兼ヘッドホンアンプで試聴しているところ。
マイクアンプもファンタム電源も電池で駆動しているので、野外の生録や移動運用でも、コンデンサーマイクと真空管式マイクアンプがお手軽に使えます・・・・ということも含めてのテスト。
真空管式マイクアンプ兼ヘッドホンアンプはDMS-11MHと型式番号が決定しました。DMS-11MHは真空管の音をさせつつ、わりとスッキリした感じの音調で、僕の好みの音がしていました。とっても欲しい一台です。
乾電池式ファンタム電源は、乾電池の持ちをテスト中の担当者から、乾電池レースの中間報告がありました。
僕も試作しているので、音質面は良いものになりそうな予感がしています。問題は乾電池です。
電源には006P、9Vを3個使う予定です。ただ006Pではすぐに電池切れになるのではないかと心配する局が多く、既にファンタム電源を試作した企画担当から「電池交換忘れるくらい長持ちする」との体験談があるものの、それはそれ、キット化のために006P電池の寿命について調べています。
2017年6月11日 (日曜日)
DC電源パネル
シャックにはマイクアンプやコンプレッサーなど、スタジオ機材を入れるラックが2個(6Uと8U)あります。
8Uラックの上に6Uラックを載せて使っていますが、かなり重いのでシッカリとした机じゃないと載せられません。
6Uラックは棚として使っていて、機材は8Uラックに納めています。現在8段中6段が機材で埋まっていますが、2段分は空いています。
ラックで空いている場所(スキマ)のための、ブランクパネル(目隠し用)やパッチベイとして使うためのコネタク穴が多数空いたパネル、放熱用のパンチングパネルなど、色々な種類のパネルが販売されています。
今日は放熱用のパンチ穴パネルに、カー用品店などで入手できる「シガープラグ穴互換」の電圧計、電流計、USBコネタクやAPPの電源ケーブルアウトレットを取り付けてみました。
2017年6月 4日 (日曜日)
シンプルなファンタム電源
昨年から、安価な中華コンデンサーマイクが話題になっています。安価だけど、ちょっと改造すると大化けするのがポイント。
改造中華マイクでオンエアして、その音質の良さに回りがビックリ、改造中華マイクの音を聴いたローカルに頼まれて、何本も改造した方も多いようです。
僕も5本くらい改造しましたが、改造レベルによって音の仕上がり具合が違うのがとても興味深かったです。
音の違いはマイク本体だけではなく、コンデンサーマイクに電源を供給するファンタム電源でも発生します。
お空で飛び交う話を聴いていると、ミキサー内蔵のファンタム電源や数千円程度の安価なファンタム電源を使っている方が多いようです。
コンデンサーマイクには電子回路が内蔵されていて、微弱な信号を増幅していますので、電源の品質でマイクの音に影響があるのは容易に想像できると思います。
2017年6月 3日 (土曜日)
TN5E 14/CW
ペディの初日、21のCWは599でとっても強くて「これは楽勝」と思ったのですが、結局Getできずに終わりました。
その後はコンディションが悪いのか、カスカス。というか、最近近隣のノイズが増えた印象で、ノイズに埋もれがち・・・・。
毎日夜に14~28で狙っているものの、昨晩までは坊主でした。週末はパイルアップ参加局が一桁増える印象なので、なんとか平日に・・・と頑張りました。
昨晩はコンディションもあがってきたようで、14では529とプリアンプ無しでもメーター振らせる信号で聴こえました。
信号が強かったのは0時過ぎ(JST)の30分間くらいでしょうか?なんとか信号があがった時にQSOできました。
嬉しいNew Oneです。
その後、18メガでもQSOできてCWだけですが、2バンドQSOできました。ハイバンドの夕方明るい時間だと、もっと強く聴こえるのでしょうけど、夜間は2エレではキツイですわ。
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