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2017年6月 4日 (日曜日)

シンプルなファンタム電源

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昨年から、安価な中華コンデンサーマイクが話題になっています。安価だけど、ちょっと改造すると大化けするのがポイント。
改造中華マイクでオンエアして、その音質の良さに回りがビックリ、改造中華マイクの音を聴いたローカルに頼まれて、何本も改造した方も多いようです。

僕も5本くらい改造しましたが、改造レベルによって音の仕上がり具合が違うのがとても興味深かったです。

音の違いはマイク本体だけではなく、コンデンサーマイクに電源を供給するファンタム電源でも発生します。
お空で飛び交う話を聴いていると、ミキサー内蔵のファンタム電源や数千円程度の安価なファンタム電源を使っている方が多いようです。

コンデンサーマイクには電子回路が内蔵されていて、微弱な信号を増幅していますので、電源の品質でマイクの音に影響があるのは容易に想像できると思います。

そこで、シンプルで音が良いファンタム電源に挑戦することにしました。ファンタム電源ですから、電源の品質が問題なのは理解できます。
もう一つ、マイクケーブルに直流を載せてマイクまで届けるわけですが、マイクアンプの入力には直流を与えないように、カップリングコンデンサーが入っています。
写真はファンタム電源の音質を左右するもう一つの要素、カップリングコンデンサーの聴き比べ用の切替スイッチです。

キャンノンコネクタで入出力があり、内部でブレットボード2枚とスルーの3回路切替スイッチが付いています。
以前マイクアンプ回路の比較調整用に製作しましたが、今回はファンタム電源のカップリングコンデンサー選びに出動です。

写真では緑のMUSE パイポーラの容量違い、そしてMUSEにパラに赤いWIMAを入れて比較しています。
来週の音創り研究会のミーティングに持ち込んで、聴き比べ大会を行う予定。やはり、微妙ではありますが、コンデンサーによる差が聞き取れます。
特に、こういっだ装置で瞬時に切り換えると、音の差が明確にわかります。

もっとも、ファンタム回路の場合、電圧かかっているので切り替え時にパッツンと大きなノイズが入ってしまうのが困りものですが・・・・

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コメント

聴き比べ大会での生データが頂ければ、統計処理やってみますけど・・。
(2014年1月「入出力切換器の製作」)

投稿: Mike | 2017年6月 5日 (月曜日) 09時09分

JI1ANI局、初めましてこんにちは。

私は豊島区在住のアパマンハムで、JH1CZL中田と申します。
今回の記事とは関係ないのですが、以前投稿された「卵型キャパシティハット」の記事が大変参考になりましたので御礼申し上げます。
また、勝手ながらリンクを貼らせて頂きましたのでお知らせ致します。

では、ご挨拶まで。

JH1CZL 中田

投稿: JH1CZL | 2017年6月 5日 (月曜日) 17時05分

Mikeさん
10人くらいなのでお手を煩わすことは遠慮しておきます。
お申し出ありがとうございました。


中田さん
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
上手く動作しているようですね。よかったです。

投稿: JI1ANI/福井 | 2017年6月 7日 (水曜日) 00時21分

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