Nutubeのマイクロフォニックノイズ対策
Nutubeが扱いづらい一番の理由が、マイクロフォニックノイズでしょう。基本的に触らず叩かずならば問題ありませんか、動かしたり、机をコツコツすると、きぃ～～～～～～～ん♪と5khzの綺麗な正弦波が鳴ります。
このマイクロフォニックノイズ対策は数々のアイデアがブログなどで披露されていますが、いづれも対処療法的なものばかり。
根本的に発生させない方法は見つかっていないようです。ところがマイクロフォニックノイズを発生しにくくする(発生させないも含めて)方法が「SinさんのPA工作室」で紹介されました。
Sinさんは音創り研究会のメンバーとして、DPP-01乾電池式ファンタム電源キットの企画も担当されています。興味のある方はぜひ、ご覧ください。
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コメント
面白い内容ですね。ダンピングが効くの？？
ところで、リンクが切れてますです。（HTMLソースで確認しました。）
投稿: Mike | 2017年9月18日 (月曜日) 07時33分
Mikeさん
リンク切れ失礼しました。修正しておきました。
引っ張ってテンション掛けることで、歪みも改善したとのこと。
つまり、不要な振動が減るということなんでしょうね。
投稿: JI1ANI/福井 | 2017年9月18日 (月曜日) 11時26分
テンションが掛かってもエネルギー損失が無いと、共振周波数が移動するだけで実用的にはともかく、あまり面白くは無いかと思ったのですが、こういうこと？
http://tarorin.com/sciencehead/science/2014/10/7tesla/
7Tのすごい磁力 ＝ 渦電流で椅子が倒れなくなる
投稿: Mike | 2017年9月18日 (月曜日) 15時43分
Mikeさん
つづきに期待・・・します。
投稿: JI1ANI/福井 | 2017年9月18日 (月曜日) 16時17分
ちょこっと検索したらこんな文献がありました。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kikaic/78/789/78_1691/_pdf
磁気ダンパは，磁石と導体板で構成され，振動を減衰させる装置である．磁石に対して導体板を相対運動させると，導体板中の磁界が変化し誘導電流が発生する．フレミングの左手則により誘導電流にはローレンツ力が働き，導体板は運動方向と逆向きの力を受ける．磁気ダンパはこの力を利用して機械の振動を減衰させる．磁気ダンパの利点として，非接触で使用可能であり，真空中でさえ減衰力を発生させることができるということがあげられる．著者らは，磁石の形状や配置を工夫することによって，磁気ダンパの磁気減衰力を増加させる研究を行っている．著者らのこれまでの研究により，磁束密度を単に大きくするのではなく，磁気ダンパに適した磁界の分布を意識的に作ることにより，高い減衰性能を持つ磁気ダンパが製作可能であることがわかった,
ということで、この論文では１辺18ミリの立方体磁石を５個接着して磁界の分布を細工したのですが、反発力のせいで接着精度が上がらないのが問題であったとか・・。
磁気ダンパの減衰係数を決める式（３）の形が面白いですね。磁界の掛け方と電子ビームの収束（＝細く一本の筋になる）との関係が未だ良く分かっていませんが。
投稿: Mike | 2017年9月18日 (月曜日) 21時47分
はじめまして、Shin（JA1SLX）です こんばんは。
原理的には原始的なんです。鳴きのダンプは3,000ガウス程度になって効果を見せます。ですからフェライトマグネットでは遠く及ばずです。
Nutubeの鳴きはピーンと張られたタングステン・フィラメントが振動を受けるとまるで「一弦琴」のように１分近く鳴き続けますが強力磁石をフィラメントに超近接させることによってフィラメントそのものを外部から磁石吸引ダンブするとごく短時間の小さい鳴きで済む、というプロセスです。
タングステンは一般には非磁性体といわれますが「パウリ常磁性体」というきわめて弱い磁性体ですので強い磁石でしたらわずかですが鉄のように磁石に引かれます。
また「ひずみ率の改善」は実験中、あまりにも定位がよくなり、オーケストラに埋もれた楽器１本１本を分離できることに驚いて測定してわかったことです。 現在追実験を行っております。
投稿: Shin | 2017年9月20日 (水曜日) 23時58分