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2017年9月 4日 (月曜日)

TDKラムダ RSEN-2016

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ハムフェアでのブースの釣り銭は千円札と100円玉を●円分用意しています。初日は釣り銭が無くなることもなく、無事終了。
2日目は初日と同数の千円札と100円玉を用意したかったけど、100円玉が足らなかったので、メンバーに「かき集めて持ってくるよーに」とお願いしました。

ところが昼前に釣り銭の千円札が足らなくなり、僕は両替兼ねて他のクラブブースでお買い物をしました。その時に買ったのがノイズフィルタのRSEN-2016で500円でした。

今日、早速手持ちのプラケースに入れて、無線機の電源ラインの無線機から20cm程度のところに挿入しました。
いままでは電源ラインのコンセントのところに2000年頃に購入したノイズフィルタを入れていました。

使っていたノイズフィルタは評判の良いものでしたが、大きくて重たく、技術の進歩を感じました。RSENシリーズはコイルが1個で、ノイズフィルタとしては一般的なタイプです。

Rsen2016

RSEN-2016のノイズ減衰特性はスペックシートではこんな感じです。
コモンモードはHF帯でだいたい-40dB以下、ディファレンシャルモードでは-80~-65dB以下です。
コイル2個タイプのように、コモンモードも強烈に減衰させることはできませんが、ノイズフィルタとしては十分なレベルに達していると思います。

早速、お家の商用電源に流れる、コモンモード電流をいつものように、いつもの場所で定点観測してみました。

すると、ノイズフィルターをRSEN-2016に交換しただけで、1.8メガのコモンモード電流が半分程度に下がりました。3.5メガは変化なし、7と10メガは20~30%減と、その効果は計測結果でも明らかでした。

いままで、色々な対策をしていますが、3.5メガは何をやっても変わらないので、なにか別の問題なのかもしれません。
3.5メガ以外のバンドは、なにかやれば、コモンモード電流があがったり、さがったりします。14~50メガはヤギを使っていてバーチカル系のローバンドと比べて、コモンモード電流は非常に少ない状態です。

今回、ノイズフィルタをRSEN-2016に変更して、7と10メガはハイバンド用のヤギのコモンモード電流レベルにまで下がりました。

Rskn2010

3.5メガはさておき、1.8メガで半分程度にまで下がったのは大きな収穫です。恐らくいままで使っていたノイズフィルタの減衰周波数特性の低い方がイマイチだったのでしょう。

コモンモードが大きくする減衰するコイル2個の金属ケースのラインフィルタRSKN-2010を入れたくなる結果でした。
コモンモード減衰量と帯域が特筆モノです。

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