TDKラムダ RSKN-2010
TDKラムダのRSKN2010を入手して、IC-7851用の電源ケーブルに仕上げました。
電源ケーブルはオヤイデの店先で見つけた安価な2芯シールド線の切れ端を使いました。
フィルターはタカチのABS樹脂ケースに納めました。ちょっと大きいくらいじゃないと、電源ケーブルが9mmΦありますので、ケーブル自身の癖でケース内でねじれたりするのをケーブルグラウンドでしっかり固定できません。
ケーブルグラウンドはIPS67クラスのしっかりしたものです。防水対応のケーブルグラウンドは、ケーブルとの密着度が高くて、しっかりと固定できます。
3Pプラグは僕の大好きなMARINCO 8215Tホスピタルグレードにしました。インレットソケットはIC-7851のお尻と壁の隙間が狭いので、L型にしていますが、9mmΦのケーブルは太くて納めるのに苦労しました。
というわけで、写真のように全長1mちょっとの電源ケーブルが完成しました。机の上の無線機のお尻から、床上の電源タップまで、ぶら下がる形です。
通常のストレート型のインレットソケットだと、フィルターの重みでソケットが抜けたりしますが、L型ソケットだと横回転方向、つまり抜く方向ではなく、ソケットが回転するように重みが掛かるので、緩んだり、すっぽ抜けるようなことはありません。
ケーブルを交換して、早速コモンモード電流の定点で計測しましたが、残念ながら前回のような改善は見られず、同一か、やや悪化したような感じです。
残念。
まぁ、RSEN2016が強力でしたからね。そんなに改善はしないだろうなぁ・・・とは予想していました。
でも、無線機がいつもよりずいぶんと静かなんです。
今日はフレア爆発の影響で静かなんでしょうかね?ノイズが随分と減ったように感じます。無理やりこじつけたように思われるかもしれませんが、スイッチオンと同時に「あら?」って感じた次第。
それと、パワーがちょっぴり増えました。198Wだったのが201Wとか、そんな感じです。これは電源ケーブルが太くなったためでしょうね。
というわけで、ノイズフィルターRSKN2010は、当初の目論見のコモンモード電流激減・・・とはなりませんでしたが、電源ケーブル含めて交換したので、受信や送信に良い影響があったと信じたい僕なのです。
新しい電源ケーブル、見た目は絶対に性能良いはず・・・なんですけどね
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