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2017年10月 7日 (土曜日)

13.8V電池パック

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ちょっと前にラジオデパートのトモカ電気でコネクタを物色していたときに、リチウムイオン電池18650×7本 26Vの充電器付き電池パックがありました。

何かのバックアップ電源のような雰囲気ですが、詳細不明、立派な充電器が付いて3k弱でしたので衝動買い。

中華のDCDCと組み合わせて13.8Vにすると使いやすそう・・・・と思って購入しましたが、家に戻って僕の持っている中華DCDCの最大入力電圧を確認したら最大20Vでした。
26V入れたら壊れるぅ~。

あちゃー。

そんなわけで再度中華DCDCを物色して、電圧も電流も余裕がある少し大型の10Aの降圧タイプのDCDC(放熱器付きだから短時間なら数A程度はファン無しで大丈夫でしょう)を見つけてポチリました。
安定化出力に加え、出力電流制限機能で、電池の定電流充電ができるみたい・・・。使わないけどね。
設定は多回転抵抗をマイナスドライバーという懐かしい方法です。

電圧・電流計もビルトインで外付け不要ですし、設定した出力電圧等は電源OFFでも多回転抵抗を触らなければ、再度電源を入れると前回の設定で起動します。
一度出力を13.8Vに設定すれば、後は触らずに済みますし、設定すれば12Vや5V出力にもできます。

あ、このモジュールの電圧校正は、12.65Vに設定した電源を入力して設定モードで起動してから、供給電圧12.65Vと校正します。校正画面の電圧は通常の電圧表示と異なり、電圧が小数点以下2桁表示されます。

さて、この電池パック、リチウムイオン18650 x 7本にしては少し大きめで、中をみると実は18650が14本収まる作りです。半分の7本しか入っていない状態。
7本追加すれば容量が増えるのですが、充電回路がブラックボックスで、14本にしても上手く充電できるか不明ですので今回は大人しく最初の7本のままで運用です。

電池バックには把手が付いていますが、その脇にアクリルケースに入れた中華DCDCを両面テープで貼り付け、本体から引き出した26Vを供給します。
電源スイッチは本体側に取り付けてあります。

写真は音創り研究会のヘッドホン・マイクアンプDMS-11H&Mを13.8Vで動作させています。2時間連続通電中ですが、0.3A弱では、DCDCの放熱器はホンノリ温かいのがわかる程度の発熱で、この程度ではテストになりませんね。

今までは真空管アンプを外で使う時は短時間にして、単三 x 8本の電池パックを使っていました。単三だとすぐに電池がなくなってしまって、ちょくちょく電池を買っていました。
今回組み上げたリチウムイオン電池パックを使えば、乾電池パックは「ノイズレス」用途以外には無くなるでしょう。

リチウムイオン電池パックにもDCDCの出力にフィルターを入れてありますが、効果についてはそのうち計測します。この電池パック、短時間なら10W機が使えますね。ハンディなら結構長持ちしそうです。

この電池パック、PSE取得済、定格は25.3V 2.1Ah、52.92Whとあります。

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