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2017年10月 1日 (日曜日)

シールドループ MK5212

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受信アンテナにシールドループを導入してみました。フィールドアンテナのMK-5212です
垂直系のアンテナはかなり使って来ましたし、水平系は場所の関係で難しいし・・・ということで、スモールループです。

ループには同調型と非同調型がありますが、今回は非同調型、感度はそれほど高くないので手持ちのプリアンプRPA-1と組み合わせます。プリアンプのゲインはHF帯で17dB程度。
ループはアルミパイプの中に同軸を通した構造でシールドにより、電界を減衰させて磁界を効率的に受信する仕組みです。

屋上の手摺りで一週間ほどテストしてから、MA-5Bが載っているマストの上に、ホイップを取り外して取付、マストにプリアンプ(同軸給電)を取り付けました。

ループアンテナのヌル(感度ゼロ)点は円形の面方向に発生するので、写真のようにすると、相互の影響を無視すれば、ヤギのビームとループの感度最大方向が一致します。
あ、もちろん、ループは8の字特性ですから、ヤギとは違いますが、フロント方向が一緒です。

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プリアンプは一応屋外での使用もokとメーカーでは言っていますが、どう考えても雨の少ない西海岸仕様だと思います。

ケースはアルミ坂を折り曲げたもので、隙間がありますから、夕立とかでは水がジャブジャブ入ります。日本では屋外では使えないと思うので、今回のために用意したタカチのプラケースに入れて、ループアンテナ給電点直下のマストに取り付けました。

ご覧のように、箱に入れただけ・・・です。左が上部ですが、今回は最短接続したかったので、敢えて上部にinのMコネを取付ました。

設置後に、この写真をみてて気づきました。Mコネを伝って必ず雨が侵入しますが、配線用の同軸に水切り処理をせず、プリアンプに引き込んでいます。
機会をみて、水切り処理(配線を一回下に引っ張ってから、プリアンプに引き込む)をしないとマズイです。

プリアンプへは5D2Vを15m程使っています。シャックへの引き込み合わせて20mってところ。プリアンプは同軸給電なのでシャック内で同軸にDCを注入します。気を使って電源フィルター入れた電源にしましたが、受信中に変なノイズはありませんし、電源を乾電池に切り換えても変化ありませんから、まずまずかな?

使った感想などはまた後日。びっくりしたのは、MA5Bとそんなに遜色なく聴こえること。短縮モービルホイップより良いのは確かです。

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