同軸の引き回し
屋上での同軸の引き回しは、屋上に置く形にして、ラジアルからなるべく離すようにしています。
ラジアルと一緒に束ねると、コモンモード電流が増えるので、ラジアルと同軸はなるべく距離を取るようにしています。
とはいっても、中々難しいのですが・・・。5cmよりも30cmって感じでしょうか。
先日、屋上でアンテナの点検をしていたら、銅テープで引き回している建物の鉄筋に接続しているアース線が切れているのを見つけました。なんせ強度の低い銅テープですから、鉄筋との接続部分が傷んだようです。
その修理をしている時にました。
銅テープのアース線は写真のように、屋上のアルミ手摺りの下側に貼っています。アルミの手摺りはアース線と電気的には接触していませんが、静電結合により、アースとして動作していると考えています。
であれば、同軸はアルミの手摺りの内側に入れてしまってはどうか?幸いアルミ製手摺りの下部はCチャンネルで下から同軸を押し込めます。
そのままでは落ちてしまいますが、結束バンドで垂れ下がらないように留めておけば、Cチャンネル内部に収まります。
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