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2017年11月23日 (木曜日)

Kiwi SDR

M11864

秋月の通販サイトをみていたら、Kiwi SDRを販売しているのを見つけました。
以前から販売しているのかもしれませんが、気がつきませんでした。

24.8kと秋月価格で、輸入するより安価に入手できるようです。
Kiwi SDRは短波帯専用ですが、受信性能は高くて無線機並ですから24.8kはお買い得だと思います。
GPSも付属しているので、測定器並の周波数精度でスペアナとしても使えますしね。

今更なんですが、Kiwi SDRの名前は知ってる、概略も理解している方々は多いと思いますが、実際に「体験した」ことがある方や、「使っている」方は、そんなに多くないように思います。

Kiwi SDRはWebインターフェース、つまり、ブラウザで操作するので、特別なソフトやドライバーのインストールは不要で、ネット接続できるPCがあれば、既に公開されているKiwi SDRに接続して、受信状況を体験することができます。

体験・・・ってより、世界中の色々な場所(アンテナ等受信機以外の受信環境を含む)でSWLを楽しむことができます。1~30MHzでオールモード、もちろん、CWやSSBでアマチュアバンドも受信できます。

例えば、ローバンド、日本では普段はがら空きの印象がありますが、ヨーロッパや北米のKiwi SDRでワッチしてみると、それこそ出る隙間の無いくらいにたくさんの信号が聴こえます。
日本は極東だなぁ・・・と、シミジミと感じることができますし、最近のDXペディションのサービス状況も、ある意味納得せざるを得ないものがあるように感じます。

デジタルモードは、ローカルPCでブラウザーが再生するKiwi SDRの受信音を別途ローカルPCにインストールしたデジタルモードのソフト(MMVARI等)に入力する工夫が必要ですが、テスト的なら、PCのスピーカーから再生されるKiwi SDRの受信音を、PCのマイクで録音して、マイクで録音した信号をデジタルモードのソフトに入力する方法があります。

但し、インターネットを通じて地球の裏側の電波を聴くわけですから、実際に電波が届く時間に加えて、受信した場所からインターネットネットを通じて日本に届くまでの時間が加算されて(遅れて)聴こえます。
自分の電波の飛び具合の確認をする場合は、インターネットの回線品質やパソコンの処理能力によっては、エコーどころではなく、、山彦レベルのモニターになります。
PSK31はヨーロッパではまだ結構聴こえるようです。チャットできますからね。

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