W4RRY バッテリーブースターの修理 その3
怪しいパワーMOS FETを取り外してみると、ショートしています。取り外した状態で通電してもヒューズは飛びませんので、原因はやはりTK72A08N1の熱破壊というか、僕の取付不良のようです。
幸いTK72A08N1は秋月で販売中なので、予備を含めて2個購入して交換しました。
スルーホールの掃除は、いつもならハンダすー太郎を使うのですが、今回は半田吸い取り線でスルーホールの中の半田を除去しました。
前回の交換時に、ハンダは日本アルミットのKR-19RMAを使って取り付けたので、半田吸い取り線で綺麗に吸い取れました。
TK72A08N1は前回と同品と思っていましたが、実はモールドタイプに変更されていました。モールドタイプだと取付が楽なので嬉しい変更ですが、左右ペアじゃないので、ちょっと心配ですが、まぁ、不具合がでたら、もう片方も交換すればいいや・・・と今回は故障したFETのみ交換です。
修理後、通電してみると、問題なく動作するので、車に取り付けてテストしてみましたが、FMモードで1分連続送信しても問題ありませんので、テストokとしました。
TK72A08N1は品番が同一なので、パッケージが変更になっただけのようですが、従来のパハッケージよりも、モールドタイプの方が放熱性は悪いと記憶しています。
内部の素子や回路変更で発熱が減っているのであれば嬉しいのですが・・・・
これでいつでも定格出力で運用できます。僕の場合、走行中の運用が殆どなので、バッテリーあがりの心配は殆どありません。
でも、なんとなーくですが、今回は故障していない古いパッケージのTK72A08N1が今度は壊れそうな気がするんですよねぇ・・・
なので、タイトルは「その3」にしておきました。その4が無いことを祈りつつ・・・
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