ステップダウントランス
以前に実験したステップダウントランスを切替式としてケーシングしました。無線機の出力50Ωを短縮アンテナなどの給電点インピーダンス22-28-32Ωに整合できます。
ケースは使い回しのものですが、シャックに置くわけでもないし、常用するわけでもありませんので、質実剛健にしました。
トランスは以前の実験で製作したものをそのまま使っています。
今回、ロータリースイッチと補正用コンデンサを追加して、原典の回路とほぼ同じ構成にしました。
ロータリースイッチはNKKスイッチズ(日本開閉器)のHSシリーズで、接点容量が3A AC250V、耐電圧がAC1.5kV 1分間以上ありますが、安価なんです。
シャントコイルの切替にも使っていますが、今のところトラブルはありませんので、今回も使ってみることにしました。
完成後、スクリュードライバーで稼働テストしてみましたが、160m~30mまで、SWR1.5以下になりました。
もっと刻んで5段階くらいにすれば全バンドSWR 1.0にできると思いますが、スイッチ切替では大変ですから、バンドデコーダーでリレー切替でしょうね。そのうち、中身を移植してやってみたいと思っています。
今回のポイントはロータリースイッチかな?1回路4接点で、1個370円でした。耐圧と容量を考えるとお買い得だと思います。
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