HiLetgo 0.1-2000MHz RF 広帯域アンプ
SDRにプリセレを入れたりすると、少しゲインを取りたくなることがあります。そういう時に便利なのがMMICですが、入手がちょっと大変、基板起こすのはもっと大変・・・で、結局何もしないことが多いと思います。
そんな時にこの広帯域アンプ基板があると便利です。とあるバンドでタヌキしていたら、この基板の話になり、とても評判が良かったのです。僕も、できれば受信専用のアンテナに使ってみたいと思って、購入してみました。
僕が購入した広帯域アンプ基板はとくに問題なく、また動作しました。
相変わらずのアタリ・ハズレがあるようです。心配な方は2枚同時に購入すると良いでしょう。2枚ともNGなのは僕も経験していません。
例によって、なんの説明もないので、Webと自分で調べたことを纏めておきます。特性などば機材の関係でHF帯だけです。
基板サイズ 25 x 52mm
Vcc 5.5~12V(12V以上掛けてはいません)
利得 3~32dB程度(電圧により可変)
部品
MMIC INA-02186(かな?)
C 0.1uF(で統一されている)
R 180Ω
Vccに与える電圧により、利得が変化します。つまり可変利得の広帯域アンプになります。
グラフは5.5~9Vまでは0.5V刻み、10~12Vは1V刻みで電圧による利得変化をしらべた結果です。
100kHzから平坦な特性です。Vccは5Vではアッテネータで、増幅しません。
5.4V程度で利得0dB程度だったかな?
MMICが INA-02186とすれば、この広帯域アンプ基板 使う場合は最低6Vとして14dBのアンプ、最大で9Vとして30dBのアンプと考えると良いと思います。
電源が12Vの場合は50~100Ω(要調整)を「基板への電源ラインに入れる」と基板のVcc端子で9V程度に下がります。
入力に中波帯を除外するカットオフ1.7MHzのHPFを接続して受信アンテナに接続して受信してみると、中波帯のカブリもなく、S/Nの悪化も最小限で、その辺のプリアンプより優秀な印象です。HPF無しでは、中波放送が短波帯のあちこちで聴こえてしまいます。
使い込んでいけば色々とでてくるかもしれませんが、第一印象として「この広帯域アンプ基板はイイ! 追加で買おう♪」でした。
この広帯域アンプ基板を使って、受信時のみ動作する、受信アンテナ用プリアンプに仕上げてみます。
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コメント
こんにちは、兵庫県在住BINGEと申します。
電波時計の室内での調整用に、これをつかって、屋外の電波を増幅して、室内に発射する予定なのですが・・・。これって?十の字をした、RFを増幅する、FET(IC)ですよね・・・。おそらく、基板上のVCCに9V電池の+ GNDに電池のマイナスをつなげば・・・。
注意書きで、説明書が付属されていないという、恐るべき警告が・・・。
心配しすぎかもしれませんが、作動させたら、ノイズだらけで、信号に”ザー!”いう音とか入らないですよね?(30年以上電波を出していない、アマ無線野郎・・・。)
BINGE/binge2.web.fc2.com
投稿: BINGE | 2018年5月16日 (水曜日) 14時35分
こんにちは、またもやBINGEです。
このページに以下のコメントがございますが、↓
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相変わらずのアタリ・ハズレがあるようです
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どういった、アタリ・ハズレなのでしょうか?
物理的に破壊されているんでしょうか?それとも、電気的にNG???
それでは
投稿: BINGE | 2018年5月18日 (金曜日) 07時00分
ハズレは通電しても動作せず・・・という意味だと理解しています。もう少し詳しくわけると、発振しやすい基板と、しにくい基板があるようです。同一条件で複数の基板を動作させると判りますが、動作はしているので不良品とはいえないでしょう。だけど、ハズレとは言えるので、みなさんの言うハズレには二通りあると思って記事を書いています。
私は動作しないハズレはありませんが、そのような報告がネット上であがっています。
また、動作させたらノイズだらけ・・・は発振している可能性もありますね。ただこれはノイズだらけ・・・の環境で使えば、発振しなくてもそのようになりますし、状況で判断していくしかありません。
ただ、中波、短波、超短波など、ワイドバンドでノイズだらけ・・・なら発振の可能性はかなり高いと思います。
投稿: JI1ANI/福井 | 2018年5月24日 (木曜日) 10時56分