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2018年2月 5日 (月曜日)

HiLetgo RF 広帯域アンプの直下型プリアンプ化

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以前に記事で紹介した中華基板HiLetgo 0.1-2000MHz RF 広帯域アンプをアンテナ直下型のプリアンプに仕立ててみました。

広帯域アンプをそのままアンテナに接続すると、中波放送で飽和しちゃってダメダメなので、中波帯をカットする自作のHPFを入れてあります。

また、送信時にはプリアンプの電源カットに加えて、プリアンプの入力をグラウンドに落とすようにして、送信アンテナの近くでも使えるようにしてあります。

手持ちの部品でエイヤとテスト的に組みましたので、バラックで空中配線です。SMAコネクタ付きの同軸があれば、もうちょっと綺麗にできたのですが、なかったので同軸を直接ハンダ付けしています。

電源は同軸ケーブルに重畳して13.4Vを供給しています。広帯域アンプの基板へは150Ωの抵抗を噛ませて9Vです。
この状態での周波数特性を測ってみました。大凡24dBほどの利得が取れています。頭のHPFでのロスもありますので、こんなモンでしょう。

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中波帯カットのHPFは以前に記事で紹介したものを再度製作しました。

30dBも増幅する基板を剥き出しのままプラケースへ・・・というわけには行きませんので、アルミダイキャストのケースに入れてシールドしてあります。

秋月のチップ部品用のユニバーサル基板は両面テープで貼り付けて固定しただけで、見せるのは恥ずかしいのですけど・・・・。

電源ラインが基板を跨いでいたりして、ダメダメ配置なんですが、一応問題なく動作しているようです。

完成後に手持ちの他のプリアンプ、DXエンジニアリングのRPA-1と比べてみましたが・・・・・一桁違うお値段のプリアンプは優秀でした。

でも、RF広帯域アンプ基板も゜お手軽価格にしては十二分に健闘していると思います。それに比較は短波帯で行いましたが、HiLetgo 0.1-2000MHz RF 広帯域アンプが本領を発揮するのは100MHz以上の周波数帯でしょう。
HF帯の無線機よりも、広帯域レシーバーに良いのでは?

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コメント

素晴らしい減衰特性ですねー
ついでにサージ等高電圧入力もLCで保護出来そうですが
さすがに雷だと無理かなー

投稿: アンドロメダ | 2018年2月11日 (日曜日) 12時37分

減衰特性は良いのですが、ミッチリ詰めて実装しているためか、チップ部品の宿命なのか、歪みが多いみたいで、やっぱり中波が聴こえちゃいます。もちろんSメータは振れないレベルですけどね。
やはり大きめのディスクリート部品でゆったりと作るのが良いのかなぁ・・・・・。

投稿: JI1ANI/福井 | 2018年2月11日 (日曜日) 13時45分

あ、この基板、30dB増幅する基板らしく、発振しやすいです。
黙らせる方法はRF増幅基板の4箇所の固定用穴を金属シャーシに金属ネジで固定すること。電源ラインには適宜パスコン入れること・・・です。
基板は両面スルーホールだから・・・と4箇所でシャーシアースしないと発振しやすくなります。
僕みたいにベッタリ基板に載せた時もベタアースに4箇所で接続すると安定します。
写真撮影の後にかなり手直ししました。

30dBの増幅器ですから、当たり前ですね。でもお手軽なのでついつい忘れてしまう・・・。

投稿: JI1ANI/福井 | 2018年2月11日 (日曜日) 15時40分

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