HH-9000 29/50/144/430 4Bandホイップ 接触不良?
29と50メガがバンド下のズッコケているHH-9000 29/50/144/430 4Bandホイップですが、室内でアナライザーに接続している時に29と50メガにSWRの底が現れることがあります。
ところがその状態が安定しません。翌日モービルに取り付けてみると、やっぱりバンド下のCBバンドや48メガ付近で共振しています。
先端の調整ロッド辺りが怪しいと、再ハンダしたり、接触不良を疑ってロッドをアルコール洗浄したりしても症状は変わりません。
昨晩、たまたま室内でアナライザーを接続した時に、ホイップの根元に長い全ネジのM型中継コネクタを噛ませました(MJ-MJ)。
すると、29.7と50メガ付近で共振しています。全ネジの中継コネクタを外して、テスト用のモービル基台に取り付けると27メガと48メガで共振します????
元に戻して、全ネジの中継コネクタを取り付けて計測すると、やっぱりアマチュアバンド内で共振しています。
うーむ。原因はわかりませんが、症状としてはホイップの根元のMコネクタに、受け側のMJが奥まで入ると正常動作、浅く入るとCBバンド・・・って感じです。つまり、MJコネクタが長く突き出たモービル基台なら、HH-9000は本来の動作をするようです
症状がわかったので、とりあえずアマチュアバンドモード(?)で29.6(高い)と50付近(低い)に共振しているホイップを、先端の短縮コイル部分の熱収縮チュープを取り払って、調整してみることにしました。
調整プランは29.6→29.2、49.8→50.2、145と433を中心周波数にする・・です。
短縮コイルは両端が密巻き構造で、同じ短縮コイルを4バンドで使っているようです。ちょっと試したけど、これは全バンドを満足するのは僕には無理
そこで144と430は諦めて、29と50で考えても、調整のためには29は共振周波数を下げる、50メガは周波数を上げることになり、エレメントを伸ばすと50メガが、エレメントを短くすると29メガが悪化して×です。
これは29と50は同じコイルとエレメントを共用しているためで、いろいろと足掻きましたがどうにもなりません。
結局、29と50は両方のバンドで常用周波数をSWR1.5以下にすることで妥協しました。結局、短縮コイルの先端に近い密巻き部分で1ターンのみハンダでショート(写真の〇部分)、共振周波数をちょっと高くして、29.2と50.2両方ともSWR1.5程度に収まるようにしました。どちらか一方のバンドなら、先端の調整ロッドの調整で更にSWRを追い込めます。
50メガ
でも144と430はSWRの底が2程度になっちゃいました・・・・。やはり1本のエレメントを全部使って4バンドのコイル調整はカット&トライでは難しいです。
しかし、コネクタが飛び出た基台って、6角ナットを隠す化粧座金を外せばいいのですけど、他のアンテナだと安定しないし・・・・
やはり中華製に比べると、安価でもちゃんと目的の動作はするMFJは凄い。中華製、動かないゴミが混じってるからなぁ・・・・。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント