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2018年3月26日 (月曜日)

ZCAT3035-1330 メガネ型 ローバンド用CMF

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入手が容易でHF帯での特性も良いTDKのパッチンコア、外側のケースが紫外線でボロボロになって、二つに割れたヤツありませんか?

今回はそんな「パッチンできないコア」を4個分(半円形が8個)集めて、メガネ型に並べてローバンド用のCMFを作りました。

4個の半円筒形のコアを並べてメガネ型にして、それを2段積み重ねた状態で、崩れないようにセロテープで固定します。

固定したメガネ型コアに、ABS樹脂製の熱収縮チューブを被せてシュリンクさせて、メガネ型コアを作ります。

コアの内径は13mmありますので3D2Vなら3本通りますが、ローバンド用には巻き数が少なすぎますので、直径3mm程度のRG316やRG174、1.5D2Vなどの細い同軸を使って巻き数を増やします。

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2018年3月24日 (土曜日)

光&同軸4入力切替、光&アナログ出力器

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無線機の光端子に機材の出力を接続しようとすると、機材が同軸出力で光出力のものは少ないのが実情です。
光伝導は電気的に絶縁されているため、無線の場合はメリットが大きいのですが、同軸の方が安価で使いやすいことが理由だと思います。

光端子付きの無線機に色々な機材を接続しようとすると、光端子出力なら切替器が、同軸出力なら、同軸→光変換器に加えて切替器が必要となります。

そんな時に便利なのが、同軸→光の変換機能付きの光・同軸入力切替器(光出力)です。

実は光出力の切替器はあまり出回っておらず、結構レアものなんです。同軸出力の切替器なら種類も豊富なんですが・・・・

そもそも、同軸入力の同軸出力の切替器なら、RCAジャックを並べて自作も可能です。VHFだと思って扱えばぜんぜん問題ありません。
ところが光出力となると、光モジュールが必要になって、難易度がちょっと高くなります。
そこで安価な光出力の切替器が欲しくなるわけです。

光の切替器は2種類あります。一つは光信号を光のまま、光ケーブル同士を物理的に一直線に切り換える方式と、光信号を一度電気信号に戻して、切替てから、再度光信号にする場合です。

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2018年3月21日 (水曜日)

HH-9000 29/50/144/430 4Bandホイップ 接触不良? その後

MJのネジ部分が長めのモービル基台に取り付けてみました。やはりテスト通り29.6/50.1メガ辺りで共振します。
で、念のために走ってみると、車の振動でアンテナが揺れるとSWRが振り切れたり、下がったりとやはり接触不良のようで、実際の運用には使えません。

接触不良は恐らくアンテナ根元に内蔵されているマッチングユニットと想像されます。分解して修正しようかとトライしてみましたが、日本製のアンテナと違って不可逆的な構造になっていました。

つまりネジ込みではなく、打ち込み&接着剤でガッチリ固定されているため、僕の持っている工具では破壊分解しかできませんでした。
分解した結果は、恐らくアンテナ根元の金属筒に内蔵されたマッチングコイルとエレメント部分の接続不良(イモ半田)が原因と推測できました。

ということで、今回はホイップアンテナ用の部品一式を購入した結果となりました。そのうち、手持ちのモービルホイップの残骸と組み合わせることもあると思い、部品としてストックしておきます。

モービルホイップって精密さと信頼性がポイントなんだなぁ・・・と改めて感じた次第。今回のホイップ、見た目の堅牢性は合格点なんだけど、まさか接触不良、しかも、内部でユーザーが触れない場所とは・・・・。
中華製のモビホ、最初にSWR測って、ダメなら交換がよろしいようです。同じHH-9000でも売値が倍以上するものも販売されています。

もしかすると、価格が高いものは正常動作品で、安価なものは不良品?なのかも??なぁ~んて思ってしまう今日この頃です
因みに、HH-9000でググッてみましたが、海外で「このホイップ、CB bandで共振しとる~」と驚いている方がいらっしゃいましたので、僕がたまたまアタリを引いたのではなく、それなりの確率で発生していると想像されます。

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2018年3月16日 (金曜日)

3C0W 10/CW

昨年の3Cペディでは空耳3連発でした。確かに空耳かも・・・が2QSO、確実にGetしたと確信したのもNIL。
というわけで、今回のペディは是非欲しいところ。昨年のペディで諸外国の要求はかなり満たしたので、パイルが多少は弱くなる・・・という淡い期待は早々に打ち砕けました。

今朝の10メガ、聞いたときは北米中心。信号も419程度でしたが、だんだん強くなったところでQRX。
数分後に出てきたときは539程度で強くなっていました。再開後はいきなりJAをピックアップ。
僕もコールしたら「JI1?」。

もしかして・・・

JI1ANI(25WPM)  JI1ANI(23WPM)♪

JI1ANI 5NN

5NN25んげ~~~~~

TU

と、キーヤーの設定が前回のコンテストの時のママ、恥ずかしいQSOでした。
3CのCWはモードニュー。SSBは2003年にQSOしていますが、いまでも覚えているくらい苦労しましたが、嬉しかったですね。
SSBで記憶に残っているのは、この3C(3C0V)とHK0MQZ/0Mのマルペロ島です。両方とも2003年かぁ・・・・。

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2018年3月15日 (木曜日)

HH-9000 29/50/144/430 4Bandホイップ 接触不良?

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29と50メガがバンド下のズッコケているHH-9000 29/50/144/430 4Bandホイップですが、室内でアナライザーに接続している時に29と50メガにSWRの底が現れることがあります。

ところがその状態が安定しません。翌日モービルに取り付けてみると、やっぱりバンド下のCBバンドや48メガ付近で共振しています。

先端の調整ロッド辺りが怪しいと、再ハンダしたり、接触不良を疑ってロッドをアルコール洗浄したりしても症状は変わりません。

昨晩、たまたま室内でアナライザーを接続した時に、ホイップの根元に長い全ネジのM型中継コネクタを噛ませました(MJ-MJ)。
すると、29.7と50メガ付近で共振しています。全ネジの中継コネクタを外して、テスト用のモービル基台に取り付けると27メガと48メガで共振します????
元に戻して、全ネジの中継コネクタを取り付けて計測すると、やっぱりアマチュアバンド内で共振しています。

うーむ。原因はわかりませんが、症状としてはホイップの根元のMコネクタに、受け側のMJが奥まで入ると正常動作、浅く入るとCBバンド・・・って感じです。つまり、MJコネクタが長く突き出たモービル基台なら、HH-9000は本来の動作をするようです

症状がわかったので、とりあえずアマチュアバンドモード(?)で29.6(高い)と50付近(低い)に共振しているホイップを、先端の短縮コイル部分の熱収縮チュープを取り払って、調整してみることにしました。
調整プランは29.6→29.2、49.8→50.2、145と433を中心周波数にする・・です。

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2018年3月13日 (火曜日)

HiLetgo RF 広帯域アンプの発振対策

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いやはや、参りました。HiLetgo RF 広帯域アンプは発振しやすいですね。しっかりとケースに入れても発振しちゃうことが多いようです。

発振対策をググッみましたが、PS3GZKのサイトに発振対策が紹介されていて、早速試してみるとかなり効果的なようです。

手法はパスコンをいれるという一般的な対策ですが、入れる場所が問題です。
入力側はMMICの直近に10pFのセラコン、出力側は直列に挿入されたコンデンサの外側に15pのセラコンを入れるだけです。
僕は15pFの手持ちがなかったので22pF入れましたが、特に問題は感じていません。このパスコン追加で、発振はピタッと止まりました。


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2018年3月11日 (日曜日)

HH-9000 29/50/144/430 4Bandホイップ

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モービルだと、やはり細かい周波数合わせが不要なFMモードがラクチンです。FMモードは29メガから上のバンドで使えます。
余り高い周波数はモービルだと使いづらいらしいので、29/51/144/430の4バンドがモービル運用に適して(?)いるようです。

もっとも、51はともかく、29メガのアンテナは短縮タイプになりますし、144/430も出たいので、それぞれアンテナを取り付けると車がアンテナだからけでウニみたいになります。無線好きだけど、ウニ車はいやだなぁ~

というわけで、4バンドモービルホイップです。一本で29から430まで、FMモードの美味しいところを全部カバーです。
この4バンドホイップ、4バンドFM機の発売時から販売されていますが、最近は中華製の安価なものが海外で出回っています。

ブランドは各社ありますが、型番はHH-9000で共通みたい。たぶん製造元は一カ所でしょう。見た目は日本製のコピー品に見えます。
で、一本買ってみました。価格は$32でした。
届いたので屋上の手摺りにモービル基台を取り付けて、アースをしっかり取ってテストしてみました。
4バンド中華ホイップ、SWRはこんな感じで、びっくり。さすが中華製。

28メガ
Hh900010m_2
CBバンドにチューニングされています。29メガはSWR3以上で使えませんねぇ。

50メガ
Hh90006m
エレメントの調整箇所は28も50も一カ所みたいなので、低め(笑)に調整した28メガに引っ張られて48メガにズッコケているようです。

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