MXL R144のトランス換装
お手頃な価格で入手できるリボンマイクとして、MXL R144は人気があるようです。お手頃価格ではありますが、ズッシリとした大柄なボディ、そしてふくよかなリボンマイクの音質を楽しむことができます。
このR144のパフォーマンスを数段向上させる手段として、トランスの換装(交換)があります。音作り研究会のリポンマイク用トランス"響"への換装の勘どころをご紹介します。
トランスが入っているケースをそのまま使う方法と、ケースは使わない(外したまま)方法があります。ケースに入れなくても、問題ない場合が多いようですから、工具(ドリル等)が揃わない場合や、加工が面倒ならケース無しが良いでしょう。
響からは5本の配線が出ています。白、白(印付き)、青、赤、黒の5本です。白2本はモーターへ、青、赤、黒はキャノンコネクタへ接続します。
白二本はモーターにこんな感じで配線して接続します。白は印付を中央に、無印を外側に接続します。
響からでている白線はリボンからの微弱な電流がスムースに流れるように、極太電線になっているので、配線を通す穴は必要に応じて広げてください。

響は元のトランスケースに入れて戻そうとしても、響は元のトランスよりも大きいため、トランスケースからはみ出ます。
はみ出た分、トランスケースを固定するビス穴が合わなくなりますので、新たにビス穴を空けて、トランスケースを従来より少し上で固定するようにします。
トランスのお尻はコネクタ部分になりますので、トランスでコネクタがショートしないように絶縁材(ビニルテーブ等)で養生します。

僕はプチプチを潰したビニールを数回折り畳んでトランスの下に敷きました。
昨年のハムフェアで、無改造のR144とトランスを響に換装したR144の聴き比べを数十人にしていただきましたが、全員「響に換装した方が良い音がする」とのご評価をいただきました。
響は音創り研究会の通信販売で入手できます。また、今年の音創り研究会のハムフェアブースでは響をハムフェア特別価格で販売予定です。ぜひ、響に換装して、明るく伸びやかに変身するR144の音をお楽しみください。
昨年のハムフェアで、無改造のR144とトランスを響に換装したR144の聴き比べを数十人にしていただきましたが、全員「響に換装した方が良い音がする」とのご評価をいただきました。
響は音創り研究会の通信販売で入手できます。また、今年の音創り研究会のハムフェアブースでは響をハムフェア特別価格で販売予定です。ぜひ、響に換装して、明るく伸びやかに変身するR144の音をお楽しみください。
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コメント
R144の購入を考えており、参考になるサイトを探していた所、こちらのサイトを見つけました。
R144に響トランスを組み込む作業を有料で行っていただくことは可能でしょうか?
投稿: おおもりさん | 2019年3月13日 (水曜日) 08時20分