USB顕微鏡
0.5mmピッチのICのハンダ付けなどの確認にUSB顕微鏡を使っています。いままで、この記事で紹介した顕微鏡でしたが、落とした拍子でレンズがおかしくなって、ピンボケで意味不明の画像しか写らなくなりました。
そんな時に、APB-3がまたまた故障、使い方の問題でもあるとは思いますが、ちょっと弱すぎるように感じます。
もちろん、故障したのは入力の差動アンプ、ADA4950だと推測しています。入力には0.1uF 630Vを追加しているんですけどねぇ・・・。
ということで、USB顕微鏡を新調しました。今回はアマゾンで「UNITRIP USB顕微鏡 デジタル顕微鏡」にしました。
基板のハンダ付け確認用ですので、拡大画像が明瞭なのは当然として、レンズと被写体の距離が重要です。
ということで、USB顕微鏡を新調しました。今回はアマゾンで「UNITRIP USB顕微鏡 デジタル顕微鏡」にしました。
基板のハンダ付け確認用ですので、拡大画像が明瞭なのは当然として、レンズと被写体の距離が重要です。
基板にレンズをピッタリくっつけるタイプでは、他の部品に邪魔されて密着できず、肝心の基板面がボケボケ・・・ってことになるんです。
今回は写真でみる限り、被写体から離れてもピントが会いそう・・・・に見えますが、、このテの商品画像は全く信用できないので、淡い期待などは禁物です。
つまりダメ元で購入してみました。
つまりダメ元で購入してみました。
目的である基板上のハンダ付け確認をAPB-3の基板でやってみました。
写っているチップはアナデバの差動アンプ ADA4950です。コイツを交換する必要があるのですが、まずは前回僕が行ったハンダ付けを確認してみました。
おおっ!! チップの側面のフィレット(ランド)に基板から半田が持ち上がって綺麗にハンダ付けできていますね。
当たり前の画像にみえますが、これ真上からではチップ側面のランドが見えないため、基板を45度くらい傾けて確認するんです。
つまり、基板にビッタリと密着して写すタイプでは、このチップのハンダ付けは確認しにくいのです。
また、チップの表面から基板まである程度の被写界深度がとれていて、とても見やすいです。
また、チップの表面から基板まである程度の被写界深度がとれていて、とても見やすいです。
立体的なものを確認する場合は、重要なポイントです。
このUNITRIP USB顕微鏡 デジタル顕微鏡は、LEDライト付きですが、そのLEDライトの明るさを調節できます。これがハンダ付けの確認には大変効果的です。
ハンダ付け面は銀色で明るく、LEDライトが明るいとハレーションを起こして表面の状態が良く分かりません。
写真では、LEDライトを一番暗くした状態ですが、半田面がとても良く見えていると思います。
被写体とレンズの距離ですが、今回のような低い倍率(最高500倍)では、25mm程度は取れています。
写真では、LEDライトを一番暗くした状態ですが、半田面がとても良く見えていると思います。
被写体とレンズの距離ですが、今回のような低い倍率(最高500倍)では、25mm程度は取れています。
これだけ距離があると、他の大きな部品を気にすることなく、チップのハンダ付けを確認できます。
老舗の10倍程度の拡大鏡でも確認できるそうですが、どーもこういう光り物が大好きなので、ついつい購入してしまいます。
なお、コイツの前に、二つほどハンダ確認に使えないものを買っているので、僕のコストパフォーマンスは悪いです(笑)
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