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2018年12月29日 (土曜日)

ファンタム電源・レベルメータ付きマイクアンプのダイナミックレンジ

117db

何回も基板を修正したファンタム電源・レベルメータ付きマイクアンプのダイナミックレンジを計測してみました。
目標は120dBでしたが、残念ながら届きませんでした。結果は117dB。

計測はいつもと同じ、0dBに近い1kHzの低周波を利得最大に設定したマイクアンプに入力、低周波を入力した状態と、入力をグラウンドに落とした状態との差をダイナミックレンジとしています。

一般向けのサウンドカードでの計測ですから、数dB程度は誤差がありそうです。グラフの赤が低周波発振器から1kHzを入力してマイクアンプのぽ出力が-1dBになるように、発振器の出力を調整しています。

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外観はこんな感じに仕上げました。
右側の基板は黄色基板の試作版。ケースに入っている本番版は、試作版よりも豪華な(?)部品になっています

フロントパネルには、電源LED、ファンタム電源LED、LEDx10レベルメータ、フ。ンタム電源スイッチ、固定利得スイッチ(ボリュームをバイパスする)゜ボリュームがあります。

経験が乏しく、心配していたファンタム電源ですが、ノイズが乗ることもなく、ダイナミックレンジもファンタム電源の有無で変化ありません。
また、手持ちのコンデンサーマイクはもちろん、AKGとかBlueのコンデンサーマイクでも動作しましたので、一安心です。
テスト中、誤って出力コネクタに別のマイクアンプの入力を接続して、ファンタム電圧かけてしまいましたが、ダイオードの保護回路が効いたのか、全く問題ありませんでした。
負け惜しみになりますが、マイクアンプの利得は55dBでした。40dB程度ではありませんので、ダイナミックレンジが117dBなのは結構頑張っている数字ではないかと思っています。

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