OPantennaの仕上げ
また、給電部分は、一般的なモービルホイップのように、MP(M型オス)にすると、使いやすく、機械的な強度も、防水効果も期待できます。
色々と試行錯誤した結果、電工用のプラスチックバイプに、細長い基板とプローブを仕込む形になりました。
色々と試行錯誤した結果、電工用のプラスチックバイプに、細長い基板とプローブを仕込む形になりました。
パイプは未来工業の外形26mmのもので、内径は約21mmです。MPコネクタには同軸別に種類がありますが、10D2V用のMPの外形は約21mmです。5D2V用とかは19mm程度ですが、10D用は一回り太いのです。
写真のようにパイプの内側にMP10が上手く収まります。MP10にOPantennaの回路とプローブを取り付けた秋月の実験基板を取り付けて、基板に接続したMP10をパイプに接着剤でしっかり固めてできあがりです。
写真では実験用にBNCコネクタが取り付けてあります。
MP10はいくつか加工が必要です。
MP10はいくつか加工が必要です。
次にMP10の内側と外側を半田付けして固定します。半田付けで固定する時、中心コンタクトが外側のリングより引っ込むようにします。モービルホイップと同じです。
MP10のみに付属している固定リングは使いません。
加工したMP10に基板を取り付けてパイプに入れ、MP10とパイプを接着剤で固定すれば完成です。
パイプの反対側にはキャップで蓋をしてくださいね。キャップはパイプに差し込むタイプと被せるタイプがありますが、防水の点からは被せるタイプがオススメです。
パイプにプローブまで内蔵すると、感度の調節ができませんので、RCAジャックなどを蓋に取り付けて、プローブは適宜交換できるようにしてもいいでしょう。BNCにして、ハンディ用のピッグテールとか、ホイップとか取り替えても便利そうです。
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