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2019年2月24日 (日曜日)

OPantenna V10

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ローバンド受信用のOPantennaの出力はチップの出力そのままです。以前「オペアンプ出力インピーダンスのステップアップ」で記事にしたように、ローバンドでは1Ω以下の場合も多いようです。

ステップアップトランスを試したものの、手巻きは面倒ですし、既製品は高性能だけど結構なお値段です。
ネットであれこれさがしていると、LAN用のトランス(パルストランス)を流用してる事例がありました。使われていたトランスは製造中止でしたが、安価に販売されているので、入手して使ってみることにしました。
ブレットボード上の実験では、HF帯の受信用として、目立った伝送ロスも無く、問題無く使えることがわかりました。
センタータップを使って巻腺比1:2(インピーダンス比1:4)のステップアップ・ダウントランスとしても使えますし、もう一つのセンタータップでトランスをチョークコイル代わりに使うことで、チョークコイルが不要になります。

基板の一番下にあるのが今回の主役、パルストランスST6118T
このパルストランスにはコモンモードフィルターも入っています。計測してみると、15Mhzまで-30dBは取れているようです。
このトランスを使えば同軸アンテナ効果を減らすことができそうです。そんなわけでOPantennaに採用することにして、他の改善点も加えて基板を発注しましした。

主な変更点
・ステップアップトランス搭載
・チョークコイルをトランスで流用
・コモンモードフィルターの追加(トランス内蔵)
・本体とプローブの分離
・電源回路へエミフィルを追加
・強化版HPF(従来の3段に1段追加)
基板が届いたので、部品載せて早速ベンチマークしてみました。

Opa_v10

ベンチマークでは、高周波専用トランスと遜色無い結果となりました。
周波数が低いこともありますが、コストパフォーマンスは抜群です。

但し、4段のHPFは、Cの値がまだ煮詰まっていません。値が煮詰まれば、もう少し利得が上乗せできると思っています。

HPFの強化で、1MHzの中波放送がV9よりも更に20dB程落ちますので、160mの受信が良くなるのを期待していますが、さて、どうなるか?
お空は春のコンディションになってきたので、160mの受信テストを急がないと・・・・

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