無線機のSP出力とミキサー入力
無線機に外部スピーカーを接続している人は結構多いと思います。メーカーからも無線機のデザインにあった外部スピーカーが発売されているので需用があるのでしょう。正直にいえば、無線機内蔵スピーカーの音はオマケでしかないと思う。
無線機が複数台になると、スピーカーを共用したくなる。エイヤって一つのスピーカーに複数の無線機のSP出力を接続していたこともあったが、インピーダンスが変わってしまうために、音質が変わったり、音が小さくなったり、ハム音がでたり、回り込みしたり・・・という弊害が起きやすかった。
そこで複数の無線機のSP出力をミキサーに入れて、適宜ミックスして一つ(一組)のスピーカーに接続するようにしているが、面倒なのが無線機とミキサーの間に入れるライントランスの処理。
要するに無線機とミキサーをDC的には絶縁してハムやノイズ等の混入を減らすのです。ユニバーサル基板でもできますが、秋月の「ST-32使用ヘッドホン出力⇔ライン入力昇圧トランスキット」を使うと簡単です。基板だけとか、トランスもありますのでお好みの組み合わせで作れます。
キットはステレオ用なのでトランスをLRchに一個ずつで二つですが、モノラルの無線機用としては、写真のようにLchのトランス一個で問題ありません。
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