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2019年7月26日 (金曜日)

DMS-05Lite

音創り研究会の活動で、久しぶりにマイクアンプのキットを企画しました。ハムフェアまであと一月。頑張ってるところです。僕が企画したDMS-05Liteについて、超ローノイズと紹介しているので、その辺りを含めて紹介したいと思います。

DMS-05Liteの諸元

・最大利得 約55dB
・ダイナミックレンジ  115dB以上(1kHz 45dB増幅時)
・歪 1kHz-50dBの信号を入力、出力に含まれる高調波は-95dB以下(45dB増幅時)
・周波数特性 20Hz20kHz ±0.1dB以下
・電源  006P乾電池2個直列 18V 無入力時 6mA、最大 20mA
・大きさ 幅10cm、高さ3.5cm、奥行き6.5cm(突起物含まず)
・重量 100g(電池含まず)

コンセプトはシンプルマイクアンプ。
心臓部は初代DMS-05D同様に、マイクアンプ専用オペアンプTHAT社のTHAT1512を採用、汎用部品を採用しつつ、高性能を狙いました。手に取りやすい価格のキットとするため、初めてプラスチックケースを採用しましたが、回り込み対策を強化しています。EMIフィルターを追加、基板も両面基板化して片面ベタアースとしました。
音創り研究会のテスターによる200W運用テストでは回り込みは発生しませんでした。

音創り研究会の半導体マイクアンプキットは、無線以外にCDレコーディング、生録や屋外でのビデオ撮影の現場でも使われています。内蔵電池によるセルフパワーは屋外でのオペレーションに最適です。また、回り込みの多くは電源ラインが原因で、電池化は回り込み対策でもあります。今回は006P電池、2個直列による18Vを抵抗分圧してオペアンプ用の±9vを得ています。

追記
なお、仕様等については予告なく変更されますのでお許しください。

ノイズレベル(入力XLRオープン・45dB増幅時)
45db

 

1kHz/-50dB入力時(45dB増幅時)
45db_20190726004501

 

周波数特性 20Hz~20kHz  ±0.1dB以下  (緑が基準・正規化していません)
V11-f

 

1kHz -50dBテスト信号そのもの
1khz-50db

 

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コメント

はじめまして
貴研究会で作られたDMS-O5Lite の価格は?
小生は多少難聴なので、ピンマイクで音を拾い増幅してイヤホンで聞きたいと願っています。

従来の補聴器や集音器では音割れや風切り音が入り、自然の音が聞けませんので利用したいと思ってます。

投稿: kusano takuo | 2022年1月 4日 (火曜日) 15時19分

: kusano takuo さん
こんばんは
DMS-05Liteは専用基板と部品、穴あけ済みケースのキットです。価格は3,500円でハムフェアやオンラインで頒布していましたか、売り切れです。
http://psk31.cocolog-nifty.com/oto/

投稿: JI1ANI/福井 | 2022年1月 4日 (火曜日) 19時48分

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