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2019年10月 2日 (水曜日)

4x4mmQFPの変換基板

P_20190921_113810-1 4x4mmQFPから16DIPに変換する変換基板を作ってみました。QFPパッケージはチップ側面の金属部分にハンダ付けします。本来はクリーム半田でリフローしてハンダ付けするのが普通でしょう。手半田でもハンダ付けできますが、難易度はかなり高いです。
QFPはかなり細かいのと、変換基板はかなり小さいので、面付けする必要があるので、基板を作りたいとは思っていたものの、中々作る機会がありませんでした。

4mmQFPをDIP16に変換する変換基板は探せば入手できますが、実はQFPのチップにNCの端子がある場合に、市販のQFPの全pinを引き出すタイプの汎用変換基板では、NCにDIPピンとピンまでの配線が接続されることもあってか、チップの動作が不安定になったり、発振してしまうことがありました。
そこでQFPのNC端子には、何も配線しない変換基板(汎用ではなく、特定のチップ専用になりますが)が欲しかったのです。
でも、このままでは、ズルズルと先のばししそうだったので、エイヤって作ってみました。できあがった基板にチップを手半田して試してみましたが、やっぱりQFPの手半田は難しくて、何回もやり直しましたが、何とかできました。これでQFPのチップもブレットボードで使えるようになります。

試しに、以前は発振して使えなかったチップをこの変換基板で使ってみましたが、プレットボードなのに極めて安定して動作し、以前に汎用変換基板の不安定な状態が嘘みたいです。
そりゃぁ、NCにはホント何も繋げるな・・・ってデータシートにはありますが、汎用変換基板じゃ、ルーペでみながらカッターで配線を物理的にカットしないと無接続にはできませんし、んな細かい作業はチト無理。そんなわけで、専用変換基板になったわけです。QFPは9pinしか使っていないので、DIP10でも問題ないのですが、ピンアサインを間違えそうなのと、変換基板にパスコンも載せてしまうためのスペースも欲しかったのでDIP16にしました。

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