« 2021年10月 | トップページ | 2021年12月 »

2021年11月28日 (日曜日)

i7-4770Sからi7-4790Kへ

I74790k 僕の使っているPCではCPUとマザーボードがWindows11に対応していないとのこと。あまりお金をかけて延命しても・・・ということで、CPUのみを交換してパワーアップすることにしました。FT8のデコード率があがるといいのだけど・・・・

今まではi'-4770Sを使って、デコード周期を1に、それ以外を一番大きい(デコード率の高い)設定にしています。もちろんCLは100%。この状態でデコード数が40程度だと、時々Lagが0.4を越えてしまう・・・という状況。
ノイズや信号が少ない場合はいいけど、ノイズやQRMが多くなってくるとLagがどんどん大きくなってしまいます。最近7メガにでているパタパタは影響が大きいです。

CPUの交換と言ってもi7-4770S互換の上位CPUはi7-4790のみ、でも4790には4790K、つまりオーバークロック版がありますので、今回は4790Kを定格の4Gではなく、軽くオーバークロックして常時4.4Gで動作させました。4770Sは常時3.9Gで動作させていましたので、約10%のパワーアップになるはず。

もっとも4790は定格4G、ターボモードで4.4Gですから常時ターボモードにしているだけです。4790Kはもっとオーバークロックできそうですが、今の静音タイプのCPUクーラーでは冷やしきれないようでしたし、早くなってもファンの音がうるさいのは嫌なので、程々にしました。
4.4Gでの動作でも、JTDXには大きな効果があって、Lagがガックリと減りました。30デコードでLagが0.2程度です。それもデコード周期を2に設定してLagが減っています。

目に見えてデコード率があがった効果はわかりませんけど、数値的には良い方向へと想像以上に動きました。CPU負荷でいうと、JTDXでCPU負荷が50%を越えるか、越えないかの辺りにJTDXがのびのびと動作するか否かのスレッショルドがあるような印象を持ちました。

| | コメント (0)

2021年11月19日 (金曜日)

TM-841 電球色LED化したTM-841

Img_0107-2 少し前に中古で入手した無線機。3バンド同時受信や1バンド3波同時受信ができ、この3台の無線機を1つの筐体に纏めたようなTM-*41シリーズは、搭載されるバンドによって型番が決まっている。また、回路や基板は大別して941系とそれ以外の2系統あるようだ。見た目のデザインはかなり似ていますが、941と741や841は異なる部分が多く、941は144・430・1200の3バンド以外は対応できないのに対し、741/841は144・430・1200の他に、オプションで28や50にも対応できる。

とても面白い無線機なのだけど、小さくて集積度も高いためか、無線機や表示ユニットが熱くなります。表示ユニットが熱くなる原因は全部で6個のバックライト用電球です。表示ユニットは基板のパターンが細かい上に、ほぼ間違いなく経年劣化により液漏れする電解コンデンサがあるため、電球のLED化は良く行われています。
僕も白色LED化して使っていましたが、表示が極端に暗くなり、調べてみると電源電圧が下がっていることが判明、原因は基板の裏側のパターンが電解コンデンサの液漏れで断線しました。基板の面側は液漏れお掃除を綺麗にしましたが、裏側まで浸食していたとは・・・・
表示パネルを取り外さないと見えないところで、確認していませんでした。

切れたパターンを修正して、涼しげな白色LEDも寒々と感じる季節になってきたので、電球色LEDでオリジナルに近い、温かみのある感じにしてみました。高輝度LEDで3個の電流制限抵抗は1.8kΩです。1.8kだと、ちょっと暗めなのでもう少し小さい値が良いと思う。

| | コメント (0)

2021年11月 8日 (月曜日)

マッチング用容量切り替え式コンデンサ

Mfj909 バリコンってみなさんご存じだろうか・・・・バリコンを知らない方々も増えているように想像しています。バリコンとはバリアブルコンデンサの略で、容量が可変できるコンデンサのこと、抵抗の場合はボリューム(可変抵抗)としていまでも馴染み深いと思います。
コンデンサの容量を連続可変するのではなく、段階的に可変するのであれば、固定コンデンサと切り替えスイッチで作れます。疑似的なバリコンみたいなものです。

可変コンデンサがあると、アンテナのマッチングに使えて便利なんですよね。特に短縮アンテナの場合、コイルで短縮しただけではマッチングが取れません。そのな時にコンデンサを噛ませると綺麗にlマッチングが取れますが、マッチングが取れる容量がケースバイケースなので、バリコンのような容量が可変できるコンデンサがあると良いのです。

このようなアンテナマッチング用の疑似的なバリコンやバリL(コイル)は、米国MFJから多数発売されています。MFJ-908,909,910辺りです。今回はIC-705で使うアンテナマッチング用疑似バリコンを作ってみました。

続きを読む "マッチング用容量切り替え式コンデンサ"

| | コメント (0)

2021年11月 6日 (土曜日)

電源の監視

Img_0089-2 リフォームした時にシャックになる自室には専用線で100Vと200Vのコンセントを追加しました。IC-7851は200Vでも動作するので、200Vで 動作させて見たかったのです。
昨年から200Vで使っていますが、100Vと比べてちょっぴり送信音質が変わったような気がします。低域が伸びたというか、全体的に腰が落ちたというか・・・・
200Vはアイソレーショントランス経由で接続しています。100V系は電圧計を入れて常時監視していますが、200V系も監視できるようにしたいと思っていました。
通販で買い物した時に、中華製の電圧・電流・周波数表示パネルが安価でしたので、購入してアイソレーショントランスに取り付けてみました。
これ、なかなか便利ですが、日本では周波数は安定しているので電圧と電流だけで十分かな?

| | コメント (0)

« 2021年10月 | トップページ | 2021年12月 »