Linux PC(ZORIN OS) で音創り
音創りに使っていたスタジオ機材も長い物では20年近く経過して不具合がでてきたので、ラックマウントタイプのスタジオ機材からPCとアプリに変更することにしました。
音創り用のアプリはフリーではあるが高性能の万能オーディオ信号エフェクタとして有名なEasyEffectsを使います。このアプリはLinux環境でPipeWireを利用することでオーディオ信号を低遅延でリアルタイム処理することができます。
そのため、PipeWireに加えてLinuxがWINDOWSに比べて軽快なOSであることもあり、比較的非力なPCでもEasyEffectsは遅延を小さくできるようです。
無線の場合、マイクで拾った音をリアルタイムで送信する必要があり、送信している音声をモニターしながら交信するためには、遅延が小さいことが重要で、マイクで自分の声をアプリで処理してリアルタイムでモニターする場合、遅延が50ms辺りより長くなると発声とモニターがズレて上手く発声できなくなっちゃいます。
PCは古くなったインテルのminiPC NUC5i5RYHを使い、LinuxはZorin OS Core 18.1 を使います。Zorin OSは18からPipeWireが標準搭載されてEasyEffectsがそのままで動くようになりました。
今回CPUはi5-5250Uで非力とは言いませんがWINDOWSでは馬力不足は否めません。使い勝手がWINDOWSと似ているZorin OSでどこまで使えるのか楽しみです。
Zorin OSは基本機能のみのCoreにした。今回はEasyEffectsが動けばいい。先達のインストールガイダンスを見ながら、Zorin 公式サイトからインストールファイルをダウンロードして、ブート形式でUSBメモリに入れる。USBメモリからブートして画面の指示に従っていくとインストールできた。ソフトウェアからEasyEffectsを選んでインストールして約一時間でクリーンインストール完了。
今回内蔵のサウンドカードは使わず手元にあったASUS XONAR U7 MK2をアナログ入出力で設定した。なおサウンドカードの設定には「音量調節」アプリがあると便利。内蔵に加えて外付けのサウンドカードを使う場合など、複数のサウンドカードの交通整理には音量調節アブリが必須です。
実際に使ってみると、OSはもちろん、アプリもサクサク動いて快適、もっさりした印象のWINDOWSとは別物です。UIもWINDOWSに似ていてあまり迷いません。久しぶりに夜な夜な「ハロ~テスト、本日は晴天なり」ってやってます。EasyEffectsの機能はエキスパンダー、エキサイター、コンプレッサー、リバーブの4種類を使って10msのルックアヘッドも含めて遅延が40ms 程度です。
エキスパンダー、エキサイター、コンプレッサーにはそれぞれサイドチェーンを掛けてトリガーを音声に絞ったら,いい感じに音声帯域外ノイズでの誤動作が減りました。
お古のPCにフリーのアプリでここまで出来ちゃうなんて・・・長生きはするものです。
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