カテゴリー「アマチュア無線機・機材」の387件の記事

2018年1月18日 (木曜日)

FT240-61を使ったCMF

20m_cmf

FT240 #61を使って#43ではできないコモンモードフィルター(以下CMF)を巻いてみました。

CMFは160m~30mのローバンド用と、20m~6mのハイバンド用の2種類、両方とも各バンド-40dB以下の減衰が目標です。

実験結果から、各バンドで-40dB以下を前提にすると、コア1個や2枚重ねでは、そのコアの特徴を引き出すことはできますが、対応周波数に幅をもたせることが難しいことが判りました。

特定のバンドならコア一個でも-40dBは可能ですが、複数バンド、特にローバンドの場合は160mがネックで、試行錯誤しましたが、できませんでした。

24061_w1jr16

そこで、方針を変更して、複数のCMFを直列する方法でコア単体の特性を組み合わせることにしました。

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2018年1月13日 (土曜日)

FT240 2枚の巻き方による差

2枚のコアを使った場合、直列、連結、重ねた場合による特性の差を調べてみました。

・測定条件
・同軸は2D LFB 2mの使い回し(何回も巻いてくたびれてきた)
・2mの同軸は切らずに測定している。巻き数が少ないと、誤差が大きくなっているはず。
・測定装置は作らず、蓑虫クリップで代用しているので、測定精度はソレナリです、絶対値ではなく、傾向を見てください
・巻数はコア半分側に普通に10回巻。
・コアは#61で実験、材質によって挙動が異なる可能性があります

参考 : 1個に10回巻き
61_10_2

直列(コア同士はコアの内径~外径程度離す)
P_20180113_151005

61_10x2

1個よりも低い周波数が改善されていますが、高い周波数は特性が悪くなっています

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FT240 材質の違い検証

コモンモードと言えば同軸が手軽に巻ける大きなFT240か、挟み込みのパッチンコア、TDKのZCAT3035辺りが標準だと思います。

FT240はサイズの表記で、同じFT240でも材質の違いで特性が異なります。一般的には43材が有名で、特に材質の説明がなければ43材と思って良いと思います。

43材は色々なところで入手できますが、他の材質は海外やオークションなどでしか入手できないものもあるようです。
僕も43材(以下#43と記載)した使ったことがなかったので、昨年から少しづつ集めて、#31、#43、#61、#77と現在手許に4種類あります。
#31や#61はわりとめずらしいかな?

4種類の材質の差をみてみることにしました。

・測定条件
・同軸は2D LFB 2mの使い回し(何回も巻いてくたびれてきた)
・2mの同軸は切らずに測定している。巻き数が少ないと、誤差が大きくなっているはず。
・測定装置は作らず、蓑虫クリップで代用しているので、測定精度はソレナリです、絶対値ではなく、傾向を見てください
・巻数はコア半分側に普通に10回巻。

#31
31_10
#43だと苦しい160mや80mに期待できそう

#43
43_10

短波帯をそつなくカバーの標準品とも言える#43だが、使いやすさもその魅力かな?単純に10回巻いただけでこの特性。

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2018年1月 9日 (火曜日)

FT240-#77

W1jr_x2

CMFと言えば直径が大きくて3Dが無理なく巻けるFT240が人気ですが、コア材質が色々とあります。
HF帯でFT240とだけあれば、基本は#43材だと思います。僕も#43しか使ったことがありません。

#43でW1JR巻で目一杯3Dを巻くと、7メガ付近では十分なインピーダンスが得られるのですが、ハイバンドではちょっともの足らない結果となります。

グラフは#43を2枚重ねて同軸を巻いた場合ですが、160mは-30dB弱ですが、これ以上巻けません。ハイバンドは巻き数減らして改善できるのですが・・・・
巻く手間が増えますが、1枚モノを2個直列にすると多少特性は良くなるものの、大差ありません。
一般的には-30dBが目安のようですが、僕の経験では-40dBは欲しいところです。

ネットで43材よりも77材の方がローバンド、特に160mに効くとの情報がありましたので、FT240-#77を入手してみました。

24077_x2_w1jr8jpg

このグラフは最初のグラフの#43と同じように、#77を2枚重ねで2D-LFBをW1JR巻で14回巻いたものです。
#43では3D-QEV16回巻きですので、同一条件ではありませんが、減衰量は異なるものの、基本的な傾向は参考になると思います。

って、これまたピークの周波数がエラク低いですね。
160mなんか通り越して、中波帯ですよ。

うーん、2枚重ねですると、#77が160mで#43より良いとは・・・・言えないですね。どっちも似たような感じで、痒いところに手が届いていないです。

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2017年12月29日 (金曜日)

ステップダウントランス

2

以前に実験したステップダウントランスを切替式としてケーシングしました。無線機の出力50Ωを短縮アンテナなどの給電点インピーダンス22-28-32Ωに整合できます。

ケースは使い回しのものですが、シャックに置くわけでもないし、常用するわけでもありませんので、質実剛健にしました。

トランスは以前の実験で製作したものをそのまま使っています。
今回、ロータリースイッチと補正用コンデンサを追加して、原典の回路とほぼ同じ構成にしました。

ロータリースイッチはNKKスイッチズ(日本開閉器)のHSシリーズで、接点容量が3A AC250V、耐電圧がAC1.5kV 1分間以上ありますが、安価なんです。

シャントコイルの切替にも使っていますが、今のところトラブルはありませんので、今回も使ってみることにしました。

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2017年11月23日 (木曜日)

Kiwi SDR

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秋月の通販サイトをみていたら、Kiwi SDRを販売しているのを見つけました。
以前から販売しているのかもしれませんが、気がつきませんでした。

24.8kと秋月価格で、輸入するより安価に入手できるようです。
Kiwi SDRは短波帯専用ですが、受信性能は高くて無線機並ですから24.8kはお買い得だと思います。
GPSも付属しているので、測定器並の周波数精度でスペアナとしても使えますしね。

今更なんですが、Kiwi SDRの名前は知ってる、概略も理解している方々は多いと思いますが、実際に「体験した」ことがある方や、「使っている」方は、そんなに多くないように思います。

Kiwi SDRはWebインターフェース、つまり、ブラウザで操作するので、特別なソフトやドライバーのインストールは不要で、ネット接続できるPCがあれば、既に公開されているKiwi SDRに接続して、受信状況を体験することができます。

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2017年11月19日 (日曜日)

W4RRY バッテリーブースターの修理 その3

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怪しいパワーMOS FETを取り外してみると、ショートしています。取り外した状態で通電してもヒューズは飛びませんので、原因はやはりTK72A08N1の熱破壊というか、僕の取付不良のようです。

幸いTK72A08N1は秋月で販売中なので、予備を含めて2個購入して交換しました。

スルーホールの掃除は、いつもならハンダすー太郎を使うのですが、今回は半田吸い取り線でスルーホールの中の半田を除去しました。
前回の交換時に、ハンダは日本アルミットのKR-19RMAを使って取り付けたので、半田吸い取り線で綺麗に吸い取れました。

TK72A08N1は前回と同品と思っていましたが、実はモールドタイプに変更されていました。モールドタイプだと取付が楽なので嬉しい変更ですが、左右ペアじゃないので、ちょっと心配ですが、まぁ、不具合がでたら、もう片方も交換すればいいや・・・と今回は故障したFETのみ交換です。

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2017年10月29日 (日曜日)

W4RRY バッテリーブースターの修理 その2

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久しぶりに10mFMモードでモービル運用していたら、またまたバッテリーブースターがお亡くなりになりました。
一回故障して、チップを全部強化したのは記事にしましたが、なぜ??
やはり放熱器が小さかったから??などと、色々と考えるものの、蓋を開けて中を見ないことには始まりません。

故障後に確認すると、保護ヒューズが飛んでいたので、交換したけど、通電と同時に切れました・・・。運用中に規定の電流容量を超えたから・・・という理由ではなく、やはり本体の故障です。

前回の記事を自分で読み直すと、臭いというか、故障しそうなのはパワーMOS FETなんですが、写真のように何事もなかったような顔してならんでいます・・・

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2017年10月 7日 (土曜日)

13.8V電池パック

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ちょっと前にラジオデパートのトモカ電気でコネクタを物色していたときに、リチウムイオン電池18650×7本 26Vの充電器付き電池パックがありました。

何かのバックアップ電源のような雰囲気ですが、詳細不明、立派な充電器が付いて3k弱でしたので衝動買い。

中華のDCDCと組み合わせて13.8Vにすると使いやすそう・・・・と思って購入しましたが、家に戻って僕の持っている中華DCDCの最大入力電圧を確認したら最大20Vでした。
26V入れたら壊れるぅ~。

あちゃー。

そんなわけで再度中華DCDCを物色して、電圧も電流も余裕がある少し大型の10Aの降圧タイプのDCDC(放熱器付きだから短時間なら数A程度はファン無しで大丈夫でしょう)を見つけてポチリました。
安定化出力に加え、出力電流制限機能で、電池の定電流充電ができるみたい・・・。使わないけどね。
設定は多回転抵抗をマイナスドライバーという懐かしい方法です。

電圧・電流計もビルトインで外付け不要ですし、設定した出力電圧等は電源OFFでも多回転抵抗を触らなければ、再度電源を入れると前回の設定で起動します。
一度出力を13.8Vに設定すれば、後は触らずに済みますし、設定すれば12Vや5V出力にもできます。

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2017年9月24日 (日曜日)

ZCAT3035のインピーダンス変換トランス

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アンテナのインピーダンス整合トランス・・・って言うとFT240やFT114が定番ですが、TDKのZCAT3035を2個横に並べてメガネ型のコアにして、使ってみました。

結論から言えばコンデンサによる補正無しで一桁周波数ではFT240と同じように使えると思われます。

もちろん、コア材質や形状が異なることで、色々と差異があるでしょうけど、200WのRTTYでも常温ですし、インピーダンスも計算通りの比率です。
巻き数については、ZCAT3035の穴の直径は13mmですから、数回巻きが限度です。その替わりに、メガネ型とすることで、一巻当たりのインダクタンスを増やしています。

普通は巻き数を同じにするようにしますが、穴が小さいのでFT240と同じような巻数は無理ですから、インダクタンスに着目して、だいたい同程度のインダクタンスになるような巻数にしました。

参考にしたのは3D無線クラブ NO.47  50Ω:12/22/28/32Ω 不平衡 ステップDOWNトランスの作り方 です。


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