カテゴリー「アマチュア無線機・機材」の378件の記事

2017年9月24日 (日曜日)

ZCAT3035のインピーダンス変換トランス

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アンテナのインピーダンス整合トランス・・・って言うとFT240やFT114が定番ですが、TDKのZCAT3035を2個横に並べてメガネ型のコアにして、使ってみました。

結論から言えばコンデンサによる補正無しで一桁周波数ではFT240と同じように使えると思われます。

もちろん、コア材質や形状が異なることで、色々と差異があるでしょうけど、200WのRTTYでも常温ですし、インピーダンスも計算通りの比率です。
巻き数については、ZCAT3035の穴の直径は13mmですから、数回巻きが限度です。その替わりに、メガネ型とすることで、一巻当たりのインダクタンスを増やしています。

普通は巻き数を同じにするようにしますが、穴が小さいのでFT240と同じような巻数は無理ですから、インダクタンスに着目して、だいたい同程度のインダクタンスになるような巻数にしました。

参考にしたのは3D無線クラブ NO.47  50Ω:12/22/28/32Ω 不平衡 ステップDOWNトランスの作り方 です。


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2017年9月23日 (土曜日)

疑似アンテナ負荷

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アンテナのマッチング回路を作るのに、疑似的なアンテナになるものがあると、お部屋の中で細工できます。
無くても経験と勘でできることもありますが、初めてのマッチングではかなりの試行錯誤が必要です(僕の場合は・・・)。

インピーダンス整合回路は、アンテナのホニャララΩを50Ωに合わせる仕組みですので、アンテナが振る舞うであろうインピーダンスを手持ちの抵抗で作りました。
普通の抵抗ですが、有るのと無いのとでは高尾山と富士山くらい違います。

これがあれば、お部屋の中で、マッチングがどの程度になるのか9割方わかります。これがないとアンテナの給電点に取り付けるまでわかりません。
ですから、殆どの場合はアンテナ上げたり下ろしたり・・・になります。

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2017年9月21日 (木曜日)

FT240とZCAT3035-1330

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トロイダルコアと言えばFT240に代表されるシリーズが有名ですが、TDKのZCATシリーズもパッチンコアとして良く使われています。
ただ、FT240がバランやトランス、コモンモード対策と、幅広く使われいるのに対し、ZCATシリーズはコモンモード対策が中心みたいです。

そこで、両者のインダクタンスを比較してみることにしました。左側はFT240を青色の紙テープで養生したところ。

右側はZCAT3035を4個メガネコア型に並べて熱収縮チューブで固定したものです。

0.8mmのエナメル線を巻いていくと・・・

                                                                                                             
FT240 43材             μH   ZCAT1330 x4個        μH
1回巻 1.0   1回巻 7.2
2回巻 3.5   2回巻 12.8
3回巻 7.8   3回巻 34.1
4回巻 13.6   4回巻 50.4
5回巻 21.0   5回巻 86.0
6回巻 29.9   6回巻 112.8
7回巻 40.4      
8回巻 52.4      
9回巻 66.0      
10回巻 81.0      

※めがね型コアの巻数は、二つの穴のどちらか一方を通ると1回巻としています。逆U型なら2回巻きとしています。

となりました。

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2017年9月17日 (日曜日)

ACアダプタ用フィルター

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ACアダプタ毎にフィルターを付けると大事なので、ACアダプタと機材の間に挿入するDCラインフィルターをでっち上げてみました。
内部はコイルとコンデンサとムラタのエミフィルに通電確認用のLED。手持ちの部品で作りました。

固定のためにホットボンドをニュルニュル流したので、写真写りはイマイチですね。

今まで作ってきたフィルターを組み合わせて、こんな感じ・・・って作ったので、効かないとは思えませんが、良く効くかは不明です。

耐圧は使った電解コンが16Vだったので16Vですが、僕の場合は十分です。 そのうち特性でも調べてみることにします。

組み立てた後、テストしてみると出力が出ません。配線間違えたかと焦りましたが、配線に間違いはありません。
暫く悩みましたが、原因は入力用のDCジャックの不良でした。そりゃ電圧でてこないわけです。入って来ていませんからね。
DCジャックの初期不良は初めて経験しました。マサカ・・・・というわけで、気付くのが遅くなりました。

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2017年9月13日 (水曜日)

パッチンコアZCAT3035-1330のインダクタンス

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パッチンコアが便利なのは、まさにパッチンと電線にクランプできる点にあります。クランプできないと、電線の両端どちらかを外して、コアの穴に電線を通す必要があります。

TDKのパッチンコア、灰色のプラスチックは屋外で使用すると、紫外線で劣化して、パッチンの蝶番部分が破断、クランプした電線から外れます。タワーの上など、屋外で利用する場合には、インシュロックタイ等で、コアを腹巻のように固定しておくと安全です。

というわけで、パッチンコアを屋外で使っていると、蝶番が外れたパッチンできないパッチンコアが手許に増えていきます。

パッチンできないだけならまだしも、そのうちケース自体もバラバラになって、半円筒形のコアだけが手許に残ります。

この裸の2分割コアを4個(パッチンコア2個分)熱収縮チューブで固定して、長めのチクワ状のコアにして、パッチン2連結とのインダクタンスの差異を見てみることにしました。

コアは密着した方が容量が増えるので、チクワ状の方がインダクタンスは多くなりそうですが、結果は如何に?

まずは正常なパッチンコアの2連結、ぴったり連結させるため、連結部分をビニルテープで固定しています。テストは2回巻で実施しました。
パッチン2連結は22.6uHでした。

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2017年9月10日 (日曜日)

TDKラムダ RSKN-2010

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TDKラムダのRSKN2010を入手して、IC-7851用の電源ケーブルに仕上げました。
電源ケーブルはオヤイデの店先で見つけた安価な2芯シールド線の切れ端を使いました。

フィルターはタカチのABS樹脂ケースに納めました。ちょっと大きいくらいじゃないと、電源ケーブルが9mmΦありますので、ケーブル自身の癖でケース内でねじれたりするのをケーブルグラウンドでしっかり固定できません。

ケーブルグラウンドはIPS67クラスのしっかりしたものです。防水対応のケーブルグラウンドは、ケーブルとの密着度が高くて、しっかりと固定できます。

3Pプラグは僕の大好きなMARINCO 8215Tホスピタルグレードにしました。インレットソケットはIC-7851のお尻と壁の隙間が狭いので、L型にしていますが、9mmΦのケーブルは太くて納めるのに苦労しました。

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2017年9月 4日 (月曜日)

TDKラムダ RSEN-2016

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ハムフェアでのブースの釣り銭は千円札と100円玉を●円分用意しています。初日は釣り銭が無くなることもなく、無事終了。
2日目は初日と同数の千円札と100円玉を用意したかったけど、100円玉が足らなかったので、メンバーに「かき集めて持ってくるよーに」とお願いしました。

ところが昼前に釣り銭の千円札が足らなくなり、僕は両替兼ねて他のクラブブースでお買い物をしました。その時に買ったのがノイズフィルタのRSEN-2016で500円でした。

今日、早速手持ちのプラケースに入れて、無線機の電源ラインの無線機から20cm程度のところに挿入しました。
いままでは電源ラインのコンセントのところに2000年頃に購入したノイズフィルタを入れていました。

使っていたノイズフィルタは評判の良いものでしたが、大きくて重たく、技術の進歩を感じました。RSENシリーズはコイルが1個で、ノイズフィルタとしては一般的なタイプです。

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2017年8月26日 (土曜日)

デジタルアッテネータ AT-6000

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e-bayで、中華製のステップアッテネータを購入しました。小型ですが、基板の裏側はしっかりした金属製のケースになっていて、このまま使う前提みたいです。
コネクタがSMAなので、写真のようにBNCに変換してテストしてみました。
下に同軸と中継コネクタが見えますが、計測は下の黒いケーブルを上のアッテネータに繋ぎ変えて計測しています。
ネットアナのキャリブレーションは下の状態で実施して、コネタクロスが変わらないように気をつけましたが、変換コネクタ自体でも損失があるので、計測結果は目安としてください。

このアッテータの大凡のスペックhappy01

1, the operating frequency: LF-6GHz
2, attenuation adjustment range: 0-31.75dB
3, attenuation step: 0.25 (dB)
4, insertion loss:  ≦1.5dB (high-frequency side of the insertion will be larger)
5, standing wave ratio: SWR 1.4
6. attenuation accuracy: ± 0.25dB Max
7. Rated power: ≦1W
8. Connector form: SMA (female, female screw hole)
9. Temperature range: -10 ℃ ~ +50 ℃ (running) -40 ℃ ~ + 70 ℃ (not running)
10. Dimension: 55 x 40 x 16.5mm /2.17 x1.57 x 0.65inch(excluding SMA interface protruding part, SMA protruding part 9mm)
11. Weight: 72g
12. Input and output impedance: 50 ohms

減衰量の設定はやや面倒ですが、液晶に設定値が表示されるのはとても便利です。
ではいつものAPB-3のネットアナ機能で確認してみます。最初に電源off時の状態から・・・・電源offなら、スルーで減衰ゼロ・・というのは僕の勝手な思い込みでした。

電源off時の減衰特性
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電源offでは-11.25dBに固定されます。電源on時にどの減衰量に設定してあっても、電源offで、-11.25dBになります。逆に、-20dBに設定しておけば、電源offして再び電源onすれば-20dBになります。組み込みにも使えますね。
DBMとか、いちいちPADの抵抗ハンダ付けせずに、入力レベルを最適値に調整できるなぁ~。

挿入損失
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アッテネータを0dBに設定した場合の、実際の減衰量です。アッテネータを0dBに設定していますから挿入損失が1.3dB程度あることになります。ちょっと多めかなぁ・・・。
まぁ、設定値に1.3dB足すと実際の減衰量と覚えることですね。この1.3dBを校正して、設定できるようにプログラムされてると使いやすいのですが・・・・。

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2017年8月19日 (土曜日)

温調はんだこて こて先交換 goot PX-201

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購入した時に記事にしていますので、6年間使ったこて先が写真のように外れてしまいました。自然に外れたのではなく、曲がったこて先を無理に伸ばそうと、プライヤーでエイッってやったらポキンって折れてしまったのです。

楕円形のこて先はとても使いやすく、細かいハンダ付けから、圧着端子程度のものまで、M型コネクタ以外は殆どカバーできました。

新しく購入したこて先は、今まで使っていたこて先の改良型で、楕円部分だけではなく、その回りの円筒部分まで半田がのるタイプ(PX-2RT-2CR)です。

左側は6年間使って、折ってしまった古いこて先。ご覧いただいたようにかなーりくたびれています。

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2017年8月 6日 (日曜日)

販売予定キットのバリデーション

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音創り研究会では、キットの開発は企画者が主査となって、設計~試作を行い、試作品を研究会のミーティングで多人数で評価します。その結果、Goサインが出れば、

部品調達→バリデーション→最終仕様決定→袋詰め・マニュアル類作成→販売

という流れになっています。

もちろん、各工程で必要によって、企画者以外のメンバーが協力して、ケース加工を手伝ったりします。
キット化で重要なのはバリデーションテストです。研究会では「バリ」と略していますが、回路図や組み立て図と部品、加工済みケース一式を企画者が用意し、それを他のメンバー(テスター)が実際に組み立てて、問題なく組み立てできるのか?説明に不備はないか?ちゃんと動くのか(笑)?をテストします。

回路図を添付しても、実装となれば組み立てる方の個性が発揮されますし、企画者自身が「いつもやってること」は自分の常識として、マニュアルに説明していなかったりすることがあります。まさに、自分の常識は世の中の非常識・・・・ってヤツです。

例えばボリュームの取り付けには、軸を通す穴の他に、ボリューム自身が回転するのを防ぐ、爪をひっかける小穴が必要な場合が多いのですが、ケース加工が増えるので、軸穴のみで締めつけることがあります。
爪付きのボリュームを軸穴だけで固定すると、爪がケースに当たって、ボリュームが斜めに傾いてしまいます。そこで爪は予めニッパで切断してからボリュームを取り付けます。

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