カテゴリー「アンテナ(アパマンハム)」の322件の記事

2017年11月18日 (土曜日)

主従逆転の巻

ノイズ受信用のサブアンテナで色々と試しているのはご存じのことと思います。今はBCL用として定評のある303WA-2を使っています。中波帯~VHF帯まで、かなり高性能なアンテナです。

ノイズアンテナですから、ノイズが強く受信できればいいのですけどノイズだけ受信するのは難しくて、狙った信号も受信しちゃいます。
それが結構な強さが受信できることもあって、最近はノイズが出ていないときはノイズアンテナを積極的に受信に活用しています。メインのアンテナを補完するサブアンテナですね。

ところが、303WA-2だとサブじゃなくて、メインになりそうなんです。つまり、メインのアンテナでが送信アンテナになりそう・・なんです。
以下のデータはメイン(右側)はグラスポールで上げた全長13mの80/40/30mのトリプルバンドバーチカル。80mでも30%程度しか短縮していません。

サブ(左側)はエレメントを50cm延長した全長2.3mの303WA-2です。給電点には中波帯をカットするHPFとプリアンプを入れています。ノイズの受信感度はメインアンテナに5dB程度劣る程度です。

まずは7メガでの聴き比べ。ソフトの設定も無線機の設定も共通です。IC-7851はメイン受信機とサブ受信機は全く同一なものですから、アンテナ以外の条件は同一です。

7メガ
・アンテナ(左 303WA-2+プリアンプ、右自作トラップバーチカル)

事例1

40m_2

事例2

40m2

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2017年10月14日 (土曜日)

303WA-2 80mのノイズキャンセル強化

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エアコンノイズも一段落で、暖房運転まではノイズが減って無線日和が続きます。というのは数年前まで・・・・。最近は常時運転というご家庭も多いようで、以前のような静音な環境は得られません。
交通の便や道路は良くなりましたけど・・・ね。

さて、ノイズの中でも強烈なのは距離にして40m位のところにある数軒のどれかから輻射されて、電灯線にも乗って周囲にノイズをばら蒔いているアイツです。

今までノイズキャンセル用のアンテナは、ノイズ源に近いところに設置してきましたが、実は、一番ノイズ源(と推定される場所)に近いのが送信アンテナなんです。
送信時のことを考慮すると、近くに同じ周波数で共振するアンテナがある環境は良くありません。

それに、ノイズキャンセルは両方のアンテナの距離が1/4λの時に一番効果が発揮できます。実際に使ってみても1/4λなら、ベストですが、1/8λ以下や1/2λ以上だと、キャンセルが今一つだったり、キャンセルできない方向(角度)の発生が顕著です。

この秋のテーマは80mバンドのノイズキャンセル(40/30mは現状維持ですよ、もちろん)です。今まではノイズ源からなるべく離れない方向へ、送信アンテナと距離を取って9mのところに設置していました。
今回は80mでのノイズキャンセルの効きを最優先して14mとしました。14/80λですから7/40λ??、1/8λと1/4λの間ですから、ノイズキャンセラーとしてはまずまずの動作が期待できます。でも40mも似たような条件ですが、30mは1/2λ近くになってしまうので、効きが悪くなりそうです。

後はアンテナの受信感度です。ノイズキャンセルが目的の場合は、いかにキャンセルしたいノイズ「だけ」をするのか?です。
ノイズ発生源に直径10cm程度のシールドループアンテナをセロテープで貼り付けて、RG6の4重シールド版でシャックまで引っ張りたいのですが、そうも行きません。

今回303WA-2(改)を設置したのは屋上の手摺りです。給電点が屋上面から1.8mです。

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2017年10月 9日 (月曜日)

ノイズ受信アンテナの感度

303

ノイズキャンセラーに使っている(いた)アンテナの受信性能を調べてみました。通常運用で使っているスクリュードライバーで0.4W程度で送信して、約15m離れたアンテナで受信することで調べました。

但し、今回は3.5メガのみ、ですから他の周波数で優秀で、3.5が苦手なアンテナにはちょっと可哀相な結果となります。

アンテナはBCL用として人気の303WA、自作のループ(直径1m)、既製品のループの3種類、本当はもう少し増やすつもりでしたが、ダントツがあったために、調べる気力が萎えてしまいました。
本当はモノバンドモービルホイップやスクリュードライバーも調べるつもりでしたが・・・・それはまた後日ということで。


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2017年9月29日 (金曜日)

バーチカルのマッチング

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ZCAT3035-1330を2個並べたメガネ型コアで作ったインピーダンス変換トランスと、従来のシャントコイル(Lマッチ)とを比較してみました。

アンテナは全長4mのスクリュードライバーです。
SWR3以上の使えない状態を橙色、SWR1.5以上を黄色にしてみました。1.8~10メガまで使えそうなのはシャントコイルのロングバージョンの調整を煮詰めた場合くらいでしょうか?

今回製作したインピーダンス変換トランスを使った28Ω決め打ちの場合は、最大が10メガの1.55ですから、気にしないで使うということもアリですが、やはり皆さんがなぜシャントコイルを使うのかが良く判りました。

現在はシャントコイルの長短と無(直結)の3段階切替なんです。給電点にロータリースイッチ入れていますので、切替は面倒ですけど、固定と比べるとぜんぜん違います。

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2017年4月17日 (月曜日)

受信アンテナの計測

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ノイズキャンセルに使っている303WA-2 2本は、当然ですが、あがっている環境が異なります。1本はHFヤギのポールに八木の上に取り付けています。もう一本は5mのマストに取り付けています。

同じように思っていましたが、どうも周波数ごとに受信感度が違うみたいなんです。ノイズキャンセルする場合は、キャンセルしたい信号の受信強度を同じにする必要があります。
これが1dB単位でクリチカルに調節しないとダメで、同一強度じゃないとノイズがキャンセルできません。
まぁ、原理的には理解していますが、同じホイップアンテナで、自宅近くの直接波(ノイズ源)を受信して10dBも差があるとは思いませんでした。

そこで1.8~10メガまでのアンテナ感度差表を作って、ノイズキャンセル時に適用しようと思っているわけです。
そのためにはフェーディングのない、安定した信号が必要です。

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2017年3月 5日 (日曜日)

RG316使用7&3.5メガ用同軸トラップ

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RG316を使った同軸トラップを製作しました。7メガ(写真左)と3.5メガ(写真右)です。

今までのように、同軸の束はユルユルではなく、結束バンドでガッチリと固定していますので、ちょっと触ったりしたくらいでは共振周波数は動きません。

2箇所を輪ゴムでキツく固定した状態では、7.3メガ、3.6メガ付近で共振していましたが、ご覧のように何カ所も結束バンドで固定していくことで、共振周波数が下げて調節しています。

7メガ(写真左)は狙った7025kHzまで下がらないかと思いましたが、ご覧のように多数の結束バンドで締め上げることで目標の周波数まで共振周波数が下がりました。

また、あるOMさんから、同軸トラップの放電は被覆を剥いて2本にバラケタ時の芯線と同軸のシルード(網線)間で発生することが多い・・・との経験談を教えていただきました。
つまり、Φ形は形状上、放電しやすい形となります。でも、バーチカルの場合は、Φ形じゃないと使いにくいのですよねぇ・・・。

放電対策として、白色(テフロン被覆)の芯線と同軸はなるべく離し、最低でも数mmは離れるように取り回しています。
一般的に絶縁物が大気の場合、1mmのギャップだと耐圧は1kVと言われていますので、これで結構耐圧を稼げるのではないでしょうか?放電したことないのでわかりませんケド・・・。念のためです。


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2017年3月 4日 (土曜日)

軽量版7MHz用 同軸トラップ その2

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RG-316で作った同軸トラップをバーチカルで使いやすいようにΦ形で再作成してみました。

前作と比較して、トラップコイルからアンテナ線の引き出し方が直線的になってヨサゲです。

但し、やはりビビリながら製作しているため、これ以上結束バンドでキツく締め上げると共振周波数が7メガ以下まで落ちてしまうので、4箇所で妥協しています。

本来はもっとギチギチに締め上げないと天候等によって共振周波数がズレてしまう可能性が高いです。
もう一回チャレンジしてみます・・・・。

Φ形の場合、コイルの中心(写真のアクリルパイプ部分)で、同軸の芯線と網線を接続します。
当然同軸はほぐして、芯線と網線に分けるのですが、その根元を防水処理しないと、同軸の内側に水が入ってしまいます。

網線部分は毛細管現象で水を吸い込みますので、粘度の高い接着剤では防水は不十分で、同軸の内側に水がはいる可能性が高いです。

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2017年2月12日 (日曜日)

3.5メガ用の同軸トラップ

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7メガ用の軽量同軸トラップで使ったRG-316の調子が良く、3.5メガ用も製作してみました。写真のように、Φ型に仕上げて、バーチカルエレメントの途中に挿入しやすくしました。

空芯コイルの真ん中にコイルの一部が通る形となりますが、ボビンに巻いた場合と同等なので問題無いと判断しています。

使うテフロン同軸の入手先ですが、入手先は限られています。今回は通販にしましたが、テフロン同軸RG-316は安価に入手できるようです。

今回の3.5メガ用としては直径15cmの空芯コイルなら3mとのことでしたが、余裕をみて全長3.1mで切り出してトラップにしてみました。

小口径だと巻き数が減る傾向がありますので、直径12cm程度で巻いてみると、3.1mでは2.4メガで共振してしまいました。

そこで50cmカットして3.2メガとなりました。ここまでは普通の〇形でした。いよいよ微調整に入ります。
Φ形にするため、更に10cm程カットしてΦ形にしてみると、3.7メガで共振・・・・。

「あうぅ・・・・coldsweats02

と焦るところですが、ここでは冷静に同軸の束を「締め上げる」のがポイント。

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2017年1月28日 (土曜日)

軽量版7MHz用 同軸トラップ

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3D2Vて自作した同軸トラップは良好に動作しています。ただ、やはりグラスポールの先端あたりに取り付けるので、少しでも軽い方がいいわけです。

そこで秋月で購入したRG-316で作ってみました。RG-316だと7メガで145cm程度になるようで、ちょうど秋月の1.5mでコネクタ部分を切り落とした程度の長さです。

僕の気の小ささを示すような出来ばえで、前回とあんまり変わりません。

RG-316は細いわりにはテフロン同軸らしく固めですので、巻くのは結構面倒でした。

写真の状態で7030kHz辺りで共振しています。
肝心の総重量は3D-2V製が110gなのに対して、RG-316製は42gと半分以下の重さで仕上がりました。
RG-316だと卵一個分程度の重さってことです。

送信テストも問題ありませんでした。そもそもRG-316はHF帯でキロワットを伝送できるように仕様で定められているようです。
3D-2Vなどは特に定められていないようですね。メーカーが自主的に耐圧テストをしているだけのようです。

RG-316は1.2kVに耐えるようですが、3D-2Vは1KVでテスト(フジクラの場合)してパスした同軸を出荷しているようですから、そもそもの設計が異なるようです。

7メガの約倍の長さになる3.5メガの同軸トラップはRG-316で作ることに決定ですね。
それにしても同軸トラップが満足の仕上がりになりません。もう一回7メガ用を作りたいですね。

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2017年1月22日 (日曜日)

デュアルバンドエレメント失敗

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同軸トラップで、7メガと7メガより波長の長いバンド、3.5か1.8のデュアルバンドに瞬時にQSYできるようになりました。

最終目標はトリプルバンド(7-3.5-1.8)です。ずっと考えていたデュアルエレメントを試作してみました。

写真は工作中でほぼ完成状態。このあと、両側のグラスポールで10mに上げてテストしました。

エレメントの間隔は25cm、上が1.8で下が3.5です。7メガのトラップの後に接続しています。ところが、3.5メガでは全く共振点が見つからず、7と1.8メガのみ。

どうやら、途中から分岐する方法では上手く波が乗らないようです。HFのマルチバンドモービルホイップと同じ形式なんですが、乗らない理由は??

イケると思ったのですが、おお外れでした・・・・。

給電点から直接分岐するマルチワイヤーマルチバンドアンテナは多数実例があるんですけどねぇ・・・。
7メガの同軸トラップか、根元の短縮コイルあたりの影響なんでしょうね。残念。

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