カテゴリー「パソコン・インターネット」の196件の記事

2021年12月21日 (火曜日)

やっぱりNoctuaのファンは凄かった

Noctua-nfa9x14-hspwm 自作PCの世界では「静かで冷えるNoctua」として有名だけど、ここ暫く自作していない僕は未経験でした。
CPUをi7 4770Sからi7 4970Kに換装して4.5GHzにクロックアップすると不安定になります。
理由はCPUの冷却不足。負荷が10%程度で55度程度、負荷がかかるとすぐに70度近くまで温度があがります。

試しにCPUクーラーのファンを馬力のあるヤツに交換してみると・・・・CPU温度が10度弱下がって、4.5GHzでも安定して動作するみたいです。その代わりにファンからはは盛大な騒音が聴こえます。

そこで評判の良いNoctuaのファンを試してみることに。取り付ける前に試してみると、ファン自体では通常回転で無音ですが、風量は結構ある感じ。最大回転では騒音もありますが、他のファンに比べて格段に静かです。
実際にCPUクーラーに取り付けてみると、通常回転ではほぼ無音、わずかにCPUクーラーに密着したための風きり音がするのみ。CPU温度は10%負荷で39度前後までと10度以上下がりました。もちろん4.5GHzで安定動作です。

4.4GHzでファン騒音がある状態から4.5GHzでほぼ無音へとNoctua効果は絶大でした。
静かで力強いNoctua、無線機にも採用して欲しいです。

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2021年11月28日 (日曜日)

i7-4770Sからi7-4790Kへ

I74790k 僕の使っているPCではCPUとマザーボードがWindows11に対応していないとのこと。あまりお金をかけて延命しても・・・ということで、CPUのみを交換してパワーアップすることにしました。FT8のデコード率があがるといいのだけど・・・・

今まではi'-4770Sを使って、デコード周期を1に、それ以外を一番大きい(デコード率の高い)設定にしています。もちろんCLは100%。この状態でデコード数が40程度だと、時々Lagが0.4を越えてしまう・・・という状況。
ノイズや信号が少ない場合はいいけど、ノイズやQRMが多くなってくるとLagがどんどん大きくなってしまいます。最近7メガにでているパタパタは影響が大きいです。

CPUの交換と言ってもi7-4770S互換の上位CPUはi7-4790のみ、でも4790には4790K、つまりオーバークロック版がありますので、今回は4790Kを定格の4Gではなく、軽くオーバークロックして常時4.4Gで動作させました。4770Sは常時3.9Gで動作させていましたので、約10%のパワーアップになるはず。

もっとも4790は定格4G、ターボモードで4.4Gですから常時ターボモードにしているだけです。4790Kはもっとオーバークロックできそうですが、今の静音タイプのCPUクーラーでは冷やしきれないようでしたし、早くなってもファンの音がうるさいのは嫌なので、程々にしました。
4.4Gでの動作でも、JTDXには大きな効果があって、Lagがガックリと減りました。30デコードでLagが0.2程度です。それもデコード周期を2に設定してLagが減っています。

目に見えてデコード率があがった効果はわかりませんけど、数値的には良い方向へと想像以上に動きました。CPU負荷でいうと、JTDXでCPU負荷が50%を越えるか、越えないかの辺りにJTDXがのびのびと動作するか否かのスレッショルドがあるような印象を持ちました。

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2020年5月17日 (日曜日)

GPUでノイズをリアルタイムで除去するRTX Voice

Rtxvoice グラボで有名なNVIDIAが、ゲーム向けの高性能グラボRTXシリーズ用として、音声チャット用にPCのマイクで拾った音声に含まれるノイズ(騒音やキーボードの打鍵音等)をリアルタイムで除去して、相手が聞き取りやすくするプラグイン、RTX Voiceのβ版を公開しました。
昨年あたりから、グラボのGPUとAIを組み合わせたアプリがでているようですし、対象とあるグラボはゲームしないとご縁が無いような高性能なものでしたが、現在公開中のバージョンは、インストーラーの定義ファイルに呪文をかけると・・・・なんと、RTXシリーズだけではなくGTXシリーズ、しかも1000番台でも動作するとのこと。

もしや私のGT730でも動くかも・・・とインストールしてみると、インストールは呪文のお蔭で無事完了しましたが、起動しても出力が稀に聞こえる状態で、設定していてもある時は聞こえたり、他の設定をいじると、聞こえなくなったりと、不安定というか、オーディオデバイスとして上手く動作してくれません。

P_20200517_144714 やはりGTXの1000番台が安定動作の最低ラインみたい・・・・・。そこで最近は安価になってきたGTX1050のロープロファイル版のグラボをポチッとしちゃいました。デュアルファンだけど・・・まぁ、そんなに煩くないとのことですし、消費電力も300W電源で安定動作してるとの情報があったので選びました。

翌日手元に届いたので、早速現用のPCのグラボを交換してみると、RTX voiceは普通に動作していました。やはりGT730では正常に動作しないようです。ま。もともとRTXシリーズ以外のグラボでは動作しません・・というか、インストールさせません・・・・ってアプリですから、GTX1050で動作するだけでラッキー!なわけ。

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2019年9月 8日 (日曜日)

5ハンドFT8モニターシステム その2

Ft82 WINDOWSがVerUPしてから、原因不明のハングアップが発生して、8月下旬は50%程度の稼働率でした。どうも過負荷によって、VACがハングアップする模様。
過負荷の原因になっているアプリを停止して、VACの設定を再度やり直したところ、一週間程度は安定可動するようになりました。現在連続可動記録更新中。
受信システムも少し変更して、トップに入れていたフィルター類を、バイアスTの後ろに変更しました。

VACは仮想オーディオワイヤを8本から6本に減らして、HDSDRのサンプリング周波数も8000kHzまで下げる、JTDXdども、デコードは軽く行うように設定したところ、常時60%以下まで負荷が下がりました。
負荷軽減を行う前は、80%以上の負荷で、デコード時は100%で5秒近くかかっていて、動作不良に繋がったようです。

このシステムでの可動結果は JI1ANI (3243 reports, 66 countries last 24 hours; 15636 reports, 81 countries last week).  って感じで、コンディションもあがって来たためか、5バンド24時間で3200を超えるスポットができるようになりました。
また、コンディションが良くなると、昨年は旧型のアンテナや受信システムで、一週間に90カントリー前後の信号をスポットできていたので、Ver10のOPantennaと新受信システムで100カントリー/週を超える週もでてきそうです。

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2019年8月 6日 (火曜日)

5ハンドFT8モニターシステム

Ft8 先日160mでこの時期に南米のシグナルが見えたことを記事にしましたが、FT8のモニターシステムは最大5バンドでしたので、冬の間は1908もモニターして1840/1908/80m/40m/30mでしたが、夏枯れに向けて1908を除外して20mを追加した1840/80m/40m/30m/20mて運用していました。
DXからみてJAの160mのFT8のアクティビティは、1840のモニターでは見えませんので、やはり1908もモニターして、夏場でもJAの160mのFT8のアクティビティが存在することをアピールしないと、1908は聴いてもらえません。

そこで1908もモニターすることにして、モニターシステムを変更しました。ELADのFDM-S2は2チャンネル(各チャネル4RX)ではありますが、専用のプリセレクターはシングルバンドです。したがって周波数が異なる2バンドをワッチする時はBPFではなく中波カットのHPFのみ使えます。スプリッターも内蔵型で、CH1とCH2に別々のフィルターを入れることはできません。
そこでFDM-S2はCH毎に4RX(4波同時受信)できるので、2RXを使って1840と1908をモニターします。両方の周波数は16t0mのBPFの範囲内ですので、HPFより高性能なBPFを使えます。

全体の構成を説明します。
アンテナはプロトタイプのOPantenna一本です。MiniWhipと同じタイプの広域帯域アンテナです。プローブは19mmΦ20cmの銅パイプ。HFのミニヤギのブームから1m程の塩ビパイプマストで持ち上げて設置しています。ミニヤギとは電気的に絶縁されています。

5D-2Vでシャックまで引き込んで、自作の中波対応CMFを経て、フォトカプラで絶縁したPTT制御されたDCを供給するBias-Teeに接続されています。電源のDC12Vは無線機の送信時はカットされます。電源はOPantenna専用の低ノイズ安定化電源です。

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2018年9月17日 (月曜日)

ローバンドシフト

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基本的に24/365で運用中のpsk reports運用バンドを従来の7・10・14・18メガから、秋冬シーズンの1.8/1.9/3.5/7メガへ変更しました。

最近、160mでDXが見えるようになってきたので、全長4mのスクリュードライバーと比較してみましたが、同じ高さに上げたOPantennaの方が2-3dB程良いようです。
アンテナの差というよりも、外来ノイズの強さが高い、低いということかもしれませんが、OPantennaの方が良くデコードします。

160mでも、ウラル山脈を超えたヨーロッパ(地図上では緑の印)も見えるので、全長30cm程度ですが、結構イケてるのではないかと思っています。

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2018年4月25日 (水曜日)

Intel Core i7 - 4770Sへアップグレード

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JTDXのデコーダーをDeepにすると、結構解読率が上がることが判りました。たぶん、僕のところはノイズで信号が欠けることが多いため・・・と理解しています。

で、フト、CPUの負荷を調べたら、デコード時には100%になっているようです。いつも2バンド受信しているので、JTDXもメインとサブ用にそれぞれ立ち上がっているので、負荷は二倍になっています。
ご覧のように15秒ごとに天井近くまで柱が立つ状況です。

デコード結果も負荷のためか、パラバラと時間をかけてでてきます。

ということでパソコンのCPUを交換してみることにしました。マザーボードなどは一切変更しませんので、このパソコンを購入した当時に現役だったCPUの中から選びます。

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2017年10月11日 (水曜日)

Apple純正のライトニングケーブル

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Apple純正のライトニングケーブルの被服が剥けて、網線が見える状態になったので、大事を取って新品に交換することになりました。

僕は廃品となった純正のライトニングケーブルを頂いて、電線とUSBプラグを活かして電源ケーブルにしました。

写真は被服を剥いた状態のApple純正ライトニングケーブルです。
USBケーブルを自作したり、分解した方は理解できると思いますが、このシールド線、外皮の網線の密度と柔らかさは尋常ではありません。

こんなシールド線、高くて普通は使いませんです。同軸で言えばRGシリーズのテフロン同軸みたいな網線なんです。
しかも、網線の内側に5D-FBみたいにアルミ箔層もあって、シールド層は2層構造です。

もちろん、シールドされた内側の信号や電源ラインもしっかりとしたケーブルでした。白くすれば高く売れるとか悪口言われるけど、白いだけじゃなくて、ちゃんとやってるのが良く判りました。
しかし凝ってるな~。これが6Sとかに普通についてくるわけです。Apple恐るべし・・・・。

しかし、普通の人にはオーバースペックですねぇ・・・(ボソ)

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2016年12月 4日 (日曜日)

USB電流電圧テスター チェッカー 3-30V/0-5.1A

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以前購入したUSB電圧・電流計は重宝しています。USB電圧・電流計も進歩していて、計測できる電圧と電流の幅が増えているものや、Whなどの積算電力が追加されたりしているようです。

そこでちょっとした実験用にCOOWOO USB電流電圧テスター チェッカーを購入してみました。
計測範囲は以下の通り。


電圧:3-30V (精度:0.01V)
電流:5.1A (精度:0.01A)
容量:0-99999mAh(精度:0.001Ah)
消費電力:0-999999 mWh (精度:0.001Wh)
時間:0-999h59min59s(精度:1s)
電力:0-299.999W (精度:0.001W)
温度:0-80℃

温度はプロープなどはありませんので、本体の温度です。スマホの電池の劣化具合などが容量でわかりますので、単純な電圧・電流計よりも便利です。


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2016年12月 3日 (土曜日)

LT8697 USB電圧降下型DC-DCコンバータ 2.5A

車内でタブレットやスマホの充電は、シガーソケットに刺すタイプの小型DCDCと相場は決まっていますが、僕の場合はノイズの発生源になりました。
そこでHFモービルにやさしい、ノイズの少ないUSB充電器を自作することにしました。

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最初は普通のDC-DC使おうと思っていましたが、最近はUSB電源専用チップの基板も出回っているので、ストロベリーリナックスからLT8697 USB電圧降下型DC-DCコンバータ 2.5A基板を購入しました。
モジュールは入力電圧6V~42Vの範囲で動作し、出力は5V固定、最大2.5Aとタブレットにも十分なスペックです。

電源は12Vですから、5Vまで7Vも下げるわけで、3端子なら5V2Aの負荷だと、10W以上が熱として出ます。
ドデカイ放熱器が必要です。というか現実的ではありません。

LT8697は12V入力だと95%前後の効率で動作しますので、発熱の心配はありません。なんて、本当は心配でしたが、連続1.5A程度では室温プラスα程度なので、放熱器は不要じゃないかな。

基板へはコネクタ類をハンダ付けするだけです。今回は小型のプラケースに入れることにしました。今回はコネクタを取り付けましたが、組み込み用なら基板をそのまま使った方がケースに納めやすいです。

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