カテゴリー「アマチュア無線・ソフト」の82件の記事

2019年10月16日 (水曜日)

3650 reports, 80 countries last 24 hours

3650 ヤギの上に上げてる自作のミニサイズのOPantenna(全長30cm程度)でFT8の運用周波数をSDRで受信して、pskreporterにスポットしています。目的は自分で開発(?)しているOPantennaの評価と、コンディションの把握です。

今のことろ1.8/1.9/3.5/7/10/14で基本的には24/365で稼働中です。非力なPC1台で処理しているため、取りこぼしも多いし、JTDXやWJST-Xも軽い設定で動作させています。

にも関わらず、以前は24時間でせいぜい2500スポット程度だったpskreporter へのスポット数が、最近は3500を超えることも珍しくはなくなってきました。昨日、24時間では初めて3600スポットを超える3650スポットを達成(?)しました。

 JI1ANI (3650 reports, 80 countries last 24 hours; 21502 reports, 92 countries last week).

残念ながら、ここ半年はOPantennaは改良せずに連続稼働中ですので、スポット数が急増したのはコンディションが悪いながらも秋のシーズンなのと、やはりFT8のアクティビィティーかあがっていることの相乗効果でしょうね。
この画面はキャプらないと残らないので記念に一枚。

■追記■
18日には4010 reports, 86 countries last 24 hoursと記録を更新しました


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2018年7月 6日 (金曜日)

OPantennaでpskreporter始めました

V_20180707_1h

短波帯と比べて中波帯の感度が良すぎるので、HPFを入れたところ、うまく中波帯をブロックできたようです。

そこでプローブのサイズや回路定数を調整して、利得を得られるようにしたのを試作最終版としてpskreporterへのスポット用受信アンテナとしてマストの上に取付ました。
地上高は17m程度かな?

ヤギの上1m程度のところですから、実質地上高は大したことはありませんが、それなりに見通しできるので、このように結構聴こえるように感じています。
図は7月6日22~23時JSTの一時間で、7/110/14/18の4バンドで受信できたFT8の局がプロットされています。

コンディションはあまり良くありませんが、今まで使っていたアンテナと比べて、かなり多くの信号が見えています。

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2018年6月30日 (土曜日)

KiCadでプリント基板

V8_smd

最近はOPantennaの実験&テストばかりしています。作っては計測して、実際にテストして・・・の繰り返し。

行きつ戻りつ、段々煮詰まって回路も定数も「これしかない」って感じになってきました。同じ高さに上げたフルサイズバーチカルよりは劣りますが、モービルホイップなんかより良く聴こえます。

苦労して、定数を煮詰めたハイインピーダンスのハイバスフィルター回路をフロントエンドに入れたので、中波帯が程よく押さえ込まれて広帯域のSDRでも普通に使えるようになりました。

外径22mmのパイプに仕込むため、基板の幅は20mm程度にする必要があります。別に幅広でも良いのですが、細身の方がカッコイイでしょ 。でも、2.54mmピッチの普通の基板だと幅が6~7穴しかありませんので、ユニバーサル基板にチップ部品とか、小型の抵抗などを詰め込んでました。

チップ部品で作ってみたいなぁ~と思っていたのですが、やはり基板がネックです。


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2017年10月21日 (土曜日)

FT8モードのモニタリング

Pskr

このブログのURLにもあるように、PSK31で頑張ってきましたが、最近はPSKバンドは閑古鳥が鳴いて、アクティビィティーが落ちています。

急激にアクティビィティーがあがっているのがPSKのすぐ上を使うFT8モードです。
JT65みたいに1分ターンではなく、15秒単位なのでかなりスピーディーだけど、結構弱くても交信できる・・・という、ソコソコ感が宜しいのではないかと想像しています。

話は変わりますが、先日上げたノイズキャンセル用の303WA-2改と根元のプリアンプの組み合わせが絶好調でして、送受信用の虎の子スクリュードライバーに迫る勢いの性能を発揮しています。

根元のプリアンプは、広帯域アンテナの給電点インピーダンスが周波数によって不安定なのを一定にする効果がありますので、同軸でのノイズ受信などが減る効果もあります。

もちろん、同軸での信号減衰を防止する効果もありますが、HF帯で5D-2V数十メートル程度ならそんなに減衰しませんので、インピーダンスを一定にすることで、同軸ケーブルのシールド効果を最大限に発揮できる・・・という点が大きなメリットではないかと感じています。
広帯域アンテナこそ、根元のプリアンプ・・・ってわけです。


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2017年8月11日 (金曜日)

HPSDRでのダイバシティ受信

Psdr_afe822

ANAN8000DLE等SDRトランシーバーの高級機でサポートされているダイバシティ受信を試してみました。
ダイバシティ受信には、フロントエンドが2台以上、つまりADコンバーターが2台以上必要ですので、結果的に高級機のみ・・・でサポートされています。

SDRトランシーバーの普及機はADコンバーターが1台の場合が殆どで、アンテナが何本あってもダイバシティ受信はできません。
「いいなぁ~」ってANAN8000DLEのデモムービーみながら涎を垂らしておりました。

「んん?、一昨年に購入したAfedri822ってADコンバーター2個搭載してなかったっけ??」と我に返りました。そうです実際にAfedriのコントロールソフトとHDSDRの組み合わせでダイバシティ受信できました。でも、実際には2本のアンテナの実利得が異なるためアッテネーターが必要だったりして、操作性が今一つ。

ダイバシティ受信は、受信アンテナの利得と位相の両方を制御する必要があるのです。その点HPSDRはとてもスマートなジョイスティック方式(?)のコントローラーで、利得と位相を一度に調節できて便利そうです。

Afedri822がHPSDRで動けばいいわけです。早速HPSDRをインストールしてAfedri822をデュアルモードにしてLAN経由で接続してみると・・・・。
HPSDRの左上のRX2ボタンでデュアルワッチ(2台の受信機)ができるではありませんか

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2017年4月15日 (土曜日)

ダイバーシティ受信によるノイズキャンセル

ノイズキャンセラーがアナログ装置によるノイズキャンセルだとすれば、ADCを2チャンネル内蔵したSDRによるダイバーシティ受信によるノイズキャンセルはデジタル方式でしょうか?

2本のアンテナは303WAを14m間隔で2本設置しています。2チャンネルのSDRはAfedri AFE822x SDR-Net ( Dual Channel ) を使ってダイバーシティ受信でノイズキャンセルに挑戦してみました。

結果はノイズキャンセラーに比べて、とても簡単にノイズをキャンセルすることができました。アッテネータ部分を工夫すれば、操作性が良く効果も期待できるノイズキャンセルシステムを構築することができそうです。

白飛びしていますが、画面上方の円形部分は、ダイバーシティ受信の位相調節ノブです。

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2015年9月23日 (水曜日)

RCKskimmerが落ちる理由

Rckskimmer_2 現在2台4バンド同時受信のAFEDRIのSDR受信機と組み合わせてRCLskimmerを稼働させています。
24時間365日、僕の替わりに14~28メガのPSKバンドをワッチしてくれています。

2台で5バンドなのは、24メガと28メガを切替式でワッチしているからですが、最近24&28のコンディションの落ち込みが激しくて、ほとんど聴こえませんので2バンド切替ワッチでも取りこぼしは少ないようです。

AFEDRIのSDRで受信した信号をネットワークで流し、HDSDRで受けてRCKskimmerにオーディオ信号として渡しています。

SDRとHDSDR間はLANで接続しています。RCKskimmer、安定しているときは安定して稼働するんですけど、駄目な時は駄目で、起動して15分もするとエラーで固まってしまいます。

同じようにインストールして、同じように設定しても、安定して動作するバンドと不安定なバンドがあります。

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2015年8月13日 (木曜日)

ELAD_FDMS2_SkimSRV.dll

Elad_skimmer ELAD FDM-S2はELADが販売しているスタンドアロンSDRトランシーバ(PCレスで使える)FDM-DUOの受信機部分相当と考えて良いようです。
ですから、専用ソフトもほぼ共通で、PTTボタンなどが付け加わっただけみたいです。

そんなこともあってMUTE(SEND)など、FDM-S2はアマチュア無線用としては使いやすいSDRなんですが、先日「新しいドライバーとか出ていないかなー」って探しに行ってビックリ。

なんと Skimmerサーバ用のドライバー類が公開されているではありませんか

僕はSkimmerでもRCKskimmerでテジタルモード専門ですので、本家のCW/RTTYのSkimmerサーバーは運用していませんが、FDM-S2でSkimmerサーバーを運用する人、いるんでしょうかね??
もちろん、その方の自由ですし、同時2バンド、各384kHz帯域がとれますので、Q1SRの同時7バンド、各192kHz(実際には180ちょっとらしい)帯域には負けちゃいますが、28メガではビーコンまでフルカバーしようとすると、192ではローエッジが漏れちゃいます。

ただし、FDM-S2の受信性能はすばらしいと思うので、もしかするとQS1Rよりも良い結果を出すことができるかもしれません。

あ、もしかして・・・僕はFDM-S2の専用ソフトでの使い勝手から勝手に想像しましたがSkimmerサーバー用のドライバー類をインストールすると、同時4バンド、各192kHz帯域とかで使えたりして・・・・

どなたかご存じの方、いらっしゃいますかぁ~~~~
(自分で試せ・・って声が聴こえそうですが・・・)

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2015年6月 6日 (土曜日)

FDM-S2専用ソフトのノイズブランカー

R_fdms2_4_600x485 FDM-S2とTS-990をOmnirigで連動させて、TS-990を操作してFDM-S2で聴くことが増えています。
使ってみた印象ですが、やはりFDM-S2の方が優れていることが多いです。もちろん、スッピン状態ではTS-990の方がいいのですが、IFやAFフィルターを調節したりして、設定を詰めていくと、僕の使い方にピッタリ合わせることができるのがFDM-S2、たぶん他のSDRでも同じでしょうね。

さて、FDM-S2用のSDRソフトですが、使い勝手はまぁまぁ、重くも軽くもなく、他のソフトと比べても遜色ないと思います。オマケレベルではありません。

びっくりしたのはノイズブランカーです。HDSDRや他のSDRソフトでも消えないデジタルノイズをかなり綺麗に消してくれました。

「fdmsw2_nb.mp3」をダウンロード

これは7メガで間欠的に発生するノイズなんですが、ノイズブランカーをいれてびっくり
このノイズが消えるのはELADのSDRソフトと、ノイズキャンセラーだけです。
TS-990でもIC-7800でも消えません。

アンテナ一本でノイズが消えるのですから素晴らしいです。

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2015年5月10日 (日曜日)

仮想シリアルケーブル

Vsp_manager PC上で動作するSDRソフトとデジタルモードアプリなどを連携させるため、シリアルポート同士を接続する必要があります。

そこで仮想シリアルポート作成ソフトのお世話になりますが、このジャンルではVSPEが有名で、僕も便利に使っていました。

VSPEは高機能で色々なことができますが、無線用として使うのは、共用(複数のアプリで1つのポートにアクセスする)もありますが、相互接続のみの場合も多いのではないかと思います。
相互接続だけならVSPE以外にも使えるソフトがあります。今回紹介するVSP Managerはシリアルポートの相互接続に絞ったシンプルなソフトでWin7 32bit/Win8.1 64bitの環境でも安定して動作しています。詳細についてはこちら

使用には条件がありますが、アマチュア無線の免許を持っていて、私的利用なら無料です。
最新版は作者のK5FRにメールで「使いたい」とコンタクトして、ダウンロード場所を教えてもらいます。

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